夏の定番「冷奴」は、なぜ「冷やし豆腐」と言わないのか?

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夏の定番「冷奴」は、なぜ「冷やし豆腐」と言わないのか?ビールや日本酒のおつまみや夕飯のおかずの1品として食卓に並ぶ冷奴ですが、なぜ「冷やし豆腐」と呼ばないのでしょうか。

冷奴とは、豆腐を冷たい水で冷やしてネギや生姜などの薬味と醤油で食べる料理です。

豆腐の食べ方としては最もポピュラーであり、酒の肴としてたいへん人気のある料理です。

そんな冷奴がなぜ、冷やし豆腐と呼ばれないのか不思議に感じたことはありませんか?

そこで、冷奴と呼ばれるようになった所以と冷奴を美味しく食べるコツをご紹介したいと思います。

冷奴と呼ばれるようになった語源とは?



冷奴 / notdesigner


冷奴と呼ばれるようになったのは江戸時代です。


1782年に出版された100種類以上の豆腐を用いた調理方法が記述された「豆腐百珍」の1つに通品という項目があります。


この項目は非常に調理方法が簡単な豆腐料理が記述されています。


特に調理法が記されていることはなく、主な豆腐料理は焼き豆腐ややっこ豆腐など全10品が載っています。


この書物が世に出回ったのが1782年ですので、それ以前から冷奴は多くの人々に食べられていたことになります。



冷奴と呼ばれるようになった原義は諸説あり、豆腐などの食材を大きく四角にカットする行為を当時は「奴に切る」と呼ぶ説や、冷たいという言葉である「冷やっこい」が転じて冷奴になった説などがあります。



最も有力な説は、江戸時代に大名が公式で外出する際に規定の供揃えを従えて往来していた大名行列の先頭を行く「奴さん」からきているものです。


大名行列の先頭を行く奴さんの召し物の袖部分に豆腐のような四角い模様が描かれており、その模様から冷やした豆腐のことを冷奴と呼ぶようになった説です。



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冷奴が夏によく食べられる理由とは?



Hiyayakko / Ron Dollete


冷奴が夏によく食卓に登場する理由は、火を使わずに調理が出来るうえ、見た目も涼しげだからです。


また、豆腐自身に身体を冷やす効果があるため、暑い夏に豆腐を食べると良いと言われているのです。


これは迷信ではなく、きちんと漢方学にも記されており、クーラーや扇風機が無かった時代の人間が編み出した涼の取り方だったのです。


冷奴を美味しく召し上がりたい場合、口に含んだ際にひんやりと感じられる温度が良いと言われています。


冷奴を召し上がる際は召し上がる30分前には冷蔵庫から取り出しておくと丁度良い温度になるかと思います。


冷奴の食べ方のバリエーションは豊富にあります。


納豆やオクラをかけたり、薬味をたっぷりかけたり、山葵と醤油をかけてシンプルに食べるなど、酒の肴としてではなく、れっきとした夕飯のおかずとして成立するほどです。


暑い夏は低カロリーな冷奴を食べて涼を取ってみませんか?


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