手巻き寿司の魅力は、なんと言っても、パリッと焼いた海苔にほどよい酸味の酢飯を乗せて、お好みの具材を優しく包み込むという楽しさとおいしさが味わえることです。
そんな手巻き寿司ですが、近年増え続けている親と子のすれ違いを改善することができる最高の料理として注目を集めており、全国漁連のり事業推進協議会では、家族揃って食卓を囲み、会話やコミュニケーションを行って食の大切さや食事の作法を学んでほしいということで毎月第3土曜日を「手巻き寿司の日」に定めています。
そこで、今回はもうすぐやってくる第3土曜日に向けて、オススメの手巻き寿司の具材&変わりダネ具材をご紹介したいと思います。
これぞ鉄板!オススメの手巻き寿司具材とは!?
大晦日、手巻き寿司 / salchu
手巻き寿司は、たいへんアレンジの利く料理ですので、各ご家庭で様々な具材を用意していらっしゃることかと思います。
そこで、どのご家庭でも必ず登場する鉄板の手巻き寿司具材をご紹介します。
海の幸
短冊切りにしたサーモン・マグロ・イカ・タコなどのお刺身は、手巻き寿司の定番具材となっています。お刺身が定番の具材の理由は、とっても巻きやすいからです。
オススメの巻き方は、
1. サーモン+薄切りの玉ねぎ+カイワレ大根+マヨネーズ
2. ホタテ+レモン果汁+ルッコラ+岩塩などのお塩
3. マグロ+すりおろした生姜+万能ねぎ
4. イカ+オクラ など
サラダ感覚で食べられる1やレモン果汁でさっぱりと食べられる2は、子どもたちから人気が高く、女性からは薬味を効かせた3、お酒のおつまみに最適なのが4となっています。
・いくら
鮨 一新 いくら / Norio.NAKAYAMA
高級食材「いくら」は、贅沢な気分が味わえるため用意される方も多いそうです。
ウニと組み合わせて巻き巻きするのが堪らないという方もいらっしゃるので、結婚記念日や誕生日など大切な日にいかがでしょうか。特にズケにして出すのがオススメです。
年齢性別問わず、幅広い世代から愛されているツナ缶は、マヨネーズと和えるだけで最高の手巻き寿司具材となります。
オススメの巻き方は、
1.ツナマヨネーズ+チーズ+きゅうり+レタス
2.ツナマヨネーズ+ハム+きゅうり+レタス など
ツナマヨネーズにブラックペッパーを加えると大人味、醤油を加えると和風味、わさびを加えるとおつまみ風へと変化しますので、様々なバリエーションのツナマヨを作っておくことをオススメします。
ツナマヨを作る際は、必ずしっかり油を切ってから使うようにしましょう。
・カニカマ
蟹かと思ったらカニカマだった / inazakira
サラダ巻きの定番具材といえば、カニカマですよね!
最近では魚嫌いのお子様も増えておりますので、子どもたちが集まるホームパーティや誕生日会では必ず用意するという親御さんも多いのではないでしょうか。
オススメの巻き方は、
1.カニカマ+レタス+きゅうり+マヨネーズ
2.カニカマ+納豆+キュウリ+マヨネーズ
1はサラダ巻きの鉄板具材となっており、2は彩りをメインとした組み合わせとなっています。主に女性から人気があります。
山の幸
どんな具材とも相性抜群なレタスは、海苔と同じサイズにカットするのがポイントです。
野菜嫌いのお子様でも安心して食べられるので、鉄板の手巻き寿司具材となっています。
・玉子焼き
ふわふわ玉子焼き / daiki_moriyama
錦糸卵や厚焼き玉子、薄焼き玉子などご家庭によって様々なバリエーションのある玉子焼きは、子どもたちから絶大な人気を誇る手巻き寿司具材です。
オススメの巻き方は、
1.玉子焼き+レタス+ハム+マヨネーズ など
玉子焼き+レタスは最高のコンビですので、この2つの具材は必ず用意しておきましょう。
また、玉子焼きはどんな食材とも相性が良いのも人気が高い秘訣となっています。
・納豆
fermented soybeans / 納豆 / [puamelia]
賛否両論が分かれる具材といえば、納豆です。
西日本ではあまり人気の無い納豆ですが、子どもたちからは人気の具材となっているため、親は食べられないけど子どもたちのために用意するという方も大勢いらっしゃいます。
納豆といえば、ジャパニーズ・スーパーフードの1つとして世界中から注目を集めている食べ物であり、最近では、給食に納豆が出ることもあるそうです。
オススメの食べ方は、
1.納豆+大葉+きゅうり
2.納豆+チーズ+レタス+醤油
3.納豆+大葉+イカ+キュウリ など
定番の納豆巻きにチーズを加えると濃厚な味わいが楽しめ、イカを加えることで大人向けの手巻き寿司となります。
ちなみに納豆はひきわりを用意すると巻きやすくなります。他にも、カイワレ大根や大葉、キュウリなどは手巻き寿司の名脇役具材となっておりますので、用意しておくと喜ばれます。
意外と合う手巻き寿司の変わりダネ具材とは!?
定番の具材も良いですが、ここはちょっぴり変わった具材を用意して、子どもたちやホームパーティの参加者を驚かせてみてはいかがでしょうか。
大人が驚く変わりダネ具材
こりこり食感が堪らないたくわんは、シンプルに短冊切りにして胡麻と共に召し上がるのがオススメです。幼いお子様がいらっしゃる場合は、千切りにしておくと良いでしょう。
最近ではたくわんの人気がじわじわと出てきており、定番に昇格しようとしておりますので、1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
・わさび
100_1172 / misawakatsutoshi
ツーンとする辛味が堪らないわさびは、古くから日本人に愛されているわさび寿司のように海苔+酢飯+わさびの組み合わせでガブリと食べるのがオススメです。
通称「涙巻き」と呼ばれており、健康にも良いので、是非チャレンジしてみてください。
ついつい海鮮系がメインとなりがちの手巻き寿司ですが、濃いめに味付けしたお肉もレタスと共に巻いて召し上がるのもオススメです。
最近では、焼き肉+ナムルの組み合わせで手巻き寿司を作る女性も多いので、特製ナムルを用意しておくと喜ばれます。
また、焼き肉といえばキムチを忘れてはいけません!キムチ+焼肉は鉄板の組み合わせとなっており、老若男女問わず人気の具材となっています。ちょい足しとしてチーズやマヨネーズを加えると深みが出るので是非食べてみてください。
サイドメニューとしても活躍するから揚げは、具材としても大人気です。
実は子どもたちの間ではから揚げは定番の具材となっており、から揚げ+カイワレ大根(レタス)+めんつゆ+玉子焼きは王道となっています。めんつゆに浸けることで、上品で懐かしい天むすのような味に変化します。
また、めんつゆをマヨネーズに変えると子どもたちが大好きな味に変身しますので、から揚げを具材として用いる場合は、マヨネーズとめんつゆは必ず用意しておきましょう。
他にもアボカド・なすび・ソーセージ・とんかつなども変わりダネ具材として用意されておりますので、上記の具材に飽きてきたら用意していてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は手巻き寿司の定番具材&変わりダネ具材についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。今回ご紹介させて頂いた具材は、ほんの一部です。
ご家庭によって定番の具材や変わりダネ具材は異なるかと思いますので、様々な食材を用意して、家族でワイワイ楽しみながらいろいろ巻いてみてはいかがでしょうか。