なすやトマトなど夏野菜をたっぷり使ったカレーのオススメ具材&作り方のコツとは!?

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なすやトマトなど夏野菜をたっぷり使ったカレーのオススメ具材&作り方のコツとは!?

夏になると、暑さが原因で食欲が減退し、冷やし中華やそうめんなどの冷たくてさっぱりした料理が食べたくなる方も大勢いらっしゃるかと思います。

ですが、街を歩いていると、カレーのスパイシーな香りがどこからともなく漂ってきて、30度を超える真夏日だと言うのに、身体の底から食欲が湧いてきたなんて経験はありませんか?

それは、カレーに含まれるスパイスによるものであり、カレーには高温多湿のジメジメとした日本の夏を健康に乗り切るための秘訣があることが明らかにされました。

カレーには豊富なスパイスが使用されており、そのスパイスは、なんと漢方薬の材料でもあるため、カレーは別名「食べる漢方薬」と呼ばれており、胃腸の働きを活発にし、食欲増進効果を得ることができます。

また、火照った体を冷ますために冷たい飲食物を取るため、冷え性を悪化させたり、太りやすい体質になりやすくなるなどのデメリットがたくさんあるのですが、カレーを食べることで冷えによって不調となった消化器系を温めて活発にさせる働きがあり、お米・肉類・野菜など様々な食べ物が1度に摂取できることから夏場の偏りがちな栄養を補うこともできます。

さて、そんな暑い夏にオススメのカレーですが、トマトやナス、ししとうにゴーヤなどの夏野菜を具材として使用することで、夏バテを予防することができるようになることをご存知ですか。

そこで、今回は夏野菜をたっぷり使ったカレーのオススメ具材&作り方についてご紹介したいと思います!

カレーに入れたい栄養満点の夏野菜&作り方のコツとは!?



夏野菜カレー / norio_nomura

カレーの定番具材と言えば、ジャガイモ・にんじん・玉ねぎ・豚肉(牛肉)などが挙げられますが、夏に旬を迎える野菜をプラスすることで、カレーがパワーアップし、いつもよりも栄養満点のカレーへと生まれ変わることができます。

では、カレーに入れたい栄養満点の夏野菜をいくつかご紹介したいと思います。

カレーに入れたい栄養満点の夏野菜


●かぼちゃ(南瓜)


かぼちゃ / Keiichiro Shikano

ビタミンCやビタミンE、カロチンなどが豊富に含まれているかぼちゃは、紫外線によってダメージを負ったお肌や粘膜を健康に保つ効果があります。また、カリウムや食物繊維も豊富に含まれているため、体内の塩分濃度を正常に保ち、むくみや高血圧の改善、辛い便秘の解消に効果的です。

カレーに加える際のコツ

かぼちゃをカレーの具材として使用する際は、1度素揚げをした後、加えた方が、煮崩れせず、さらにビタミンEの吸収率もアップしますので面倒だとは思いますが、ひと手間加えてからカレーの具材にしましょう。

●トマト


iPhone 135 / vaboo.com

テレビや雑誌でひっぱりだこのトマトには、強力な抗酸化作用を持つリコピンが含まれており、免疫力の向上が期待できます。他にもビタミンCやビタミンE、カロチンにカリウムなども含まれており、かぼちゃ同様、むくみや高血圧の改善などにも効果的です。トマトは赤みが強ければ強いほどリコピンが豊富に含まれておりますので、購入の際は最も赤い色をしたトマトを購入しましょう。

カレーに加える際のコツ

トマトは他の夏野菜に比べて水分量が多いため、カレーの具材として用いる場合はカレーの水分を少なくしましょう。また、トマトはじっくり煮込むことで甘みがますので、甘口のカレーがお好みの方にオススメです。

●ナス


Eggplant / Hyougushi

抗酸化作用のポリフェノールを豊富に含むナスは、アントシアニンによる眼精疲労の回復やカリウムによるむくみや高血圧改善などの効果が期待されている夏野菜です。ですが、ナスの主な成分は水分のため、大量に摂取してしまうと身体を冷やしてしまいますので、カレーの具材に使用される際は食べ過ぎにご注意ください。

カレーに加える際のコツ

通常、ナスは調理前に1度水に浸して灰汁抜きをするのが一般的なのですが、カレーの具材に使用する際は灰汁抜きせずに使用することが可能です。ナスをカレーに加える際は、かぼちゃ同様サッと素揚げしてから加えるようにするとナス独特の食感を愉しむことができます。

●ゴーヤ


R0011045 / t.ohashi

トマトの5倍以上のビタミンCを含有しているゴーヤは、カリウムを豊富に含んでいるため、むくみや高血圧の改善に効果的です。ゴーヤと言えば、強い苦みがあるため、あまり人気がありませんが、実はこの苦みには食欲促進作用があるため、食欲の無い方には最適の野菜です。ただし、食べ過ぎると胃を刺激するため、ご注意ください。

カレーに加える際のコツ

ゴーヤをカレーに入れる際は、あまり薄く切り過ぎないように注意しましょう。薄過ぎると折角の栄養成分や旨味が逃げ出してしまいます。厚さは2mmほどを基準にスライスしてゆきましょう。

●にんにく


R0011433 / shrk

にんにくには、独特な香りがありますが、これは抗酸化及び抗菌作用を有するアリシンという成分によるものです。アリシンには、血液の流れをサラサラにする働きがあり、さらにビタミンB1の吸収をサポートする効果があります。
ビタミンB1には、疲労回復効果がありますので、夏の疲れを吹き飛ばすにはとても大切な成分ですので、にんにくは夏バテ予防に最適な食材と言えます。他にもカリウムや食物繊維・鉄なども含まれておりますので、不足しがちな栄養素を補うことができます。

カレーに加える際のコツ

にんにくをカレーに入れる際は、刻んだニンニクを油で炒めておき、その後で他の具材を加えるのがオススメです。こうすることで、ニンニクの香りが他の具材に移り、より一層カレーがおいしく感じられるようになるからです。
また、すりおろして加えたり、丸々加えるなどお好みの方法でカレーに加えることができるのも魅力の1つとなっています。

他にも茗荷・枝豆・ししとう・いんげん・しそ・とうもろこしなどもカレーに加えたい夏野菜と言われておりますので、是非この機会に様々な夏野菜をカレーに加えてみてはいかがでしょうか。

まとめ


今回は夏野菜をたっぷり使ったカレーのオススメ具材&作り方のコツについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

夏野菜カレーって作るのが難しいとお考えの方も多いかと思いますが、いつものカレーに夏野菜を加えてアレンジするだけでも夏バテ予防に効果があります。

毎年夏バテになってしまうという方は、スパイスにこだわったり、夏野菜を具材に使ってオリジナルの栄養満点夏野菜カレーを作ってみてはいかがでしょうか。


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  • 2016 03.26
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