さつまいもを使ったスイーツといえば、ホクホク感が堪らないふかし芋や程よい甘さとしっとりした食感を持つ焼き芋、カリッとした食感と黒ゴマの香りで食欲をそそる大学芋などがありますが、その中でもとりわけ人気の高いさつまいもスイーツといえば「スイートポテト」ではないでしょうか。
スイートポテトの歴史
スイートポテトは明治20年頃に誕生した日本発祥の洋菓子です。当時のスイートポテトはさつまいもに鶏卵と砂糖を混ぜ合わせ、さつまいもの果皮に盛り付けたものでした。
それが食べやすいようにひと口大のサイズにカットされ、表面に溶いた卵黄を塗り、こんがりと焼き色を付けた焼き菓子として定着してゆきます。
ほっこりとした甘いスイートポテトが今やひんやりスイーツとして若者を中心に絶大な人気を誇っています。
では、冷凍スイーツへと進化を遂げたスイートポテトの市販品と手作りの違いや保存方法などをご紹介したいと思います。
スイートポテトの冷凍方法と食べ方のご紹介【市販の場合】
/ yoppy
有名洋菓子店のスイートポテトをお取り寄せすると、ほぼ冷凍便でお届けされます。
特に人気の高い「エスト・ローヤル」のスイートポテトはホクホクした食感を持つ鳴門金時と北海道十勝産の発酵バター、さらに穏やかな甘さを持つハチミツを用いた絶品スイートポテトとなっており、多くのファンを獲得しています。
エスト・ローヤルのスイートポテトは冷凍便でご自宅に届けられ、そのままひんやりスイーツとして召し上がる方法と冷蔵庫でじっくり解凍もしくは電子レンジで2分ほど加熱して召し上がる方法があります。
しっとりした食感を楽しみたい方は冷凍されたまま召し上がるもしくは自然解凍で召し上がると良いでしょう。
電子レンジで温めると鳴門金時のホクホク感を感じることが出来るので、まるで出来立てを食べているような感覚を味わうことが出来ます。
Impオンラインで販売されている「シェリュイ」の冷凍スイートポテトは種子島で生産されているさつまいもを使用しており、一切の添加物を加えていないので素材本来の味わいを堪能することが出来ます。
こちらも冷凍便で届けられるため、食べる際は自然解凍もしくは電子レンジで解凍後召し上がるようにと記述されています。
賞味期限は-18度の冷凍庫でおよそ150日間保存することが出来ますが、1度解凍してしまったスイートポテトは食べきるようにしましょう。
スイートポテトの冷凍方法と食べ方のご紹介【手作り】
スイートポテト / dreamcat115
市販品はほぼ届く際は冷凍されているので、そのまま冷凍庫で保管することが出来ます。保存期間もラベルに表示されているので、その期間までに食べ切るようにしましょう。
ですが、手作りのスイートポテトはラベルが無いため、どのくらいの期間保存することが出来るのか悩みますよね。
スイートポテトは出来ればその日のうちに食べきってしまうのが最良なのですが、作り過ぎてしまった場合は、最大で3日間日持ちすると言われています。
では、冷凍保存の場合はどのくらいの期間保存することが出来るのでしょうか。
まず、手作りのスイートポテトを冷凍保存する際は、スイートポテトがしっかり冷めていることを確認してから行うようにしましょう。
冷凍保存の手順
①冷めたスイートポテトを空気に触れないように丁寧にサランラップで巻いてゆきます。
②密閉袋の中へサランラップで包んだスイートポテトを重ならないように並べてゆきます。
③中の空気を抜くようにジッパーで封をし、冷凍庫へ保管します。
※解凍する際は、自然解凍し、トースターやオーブンで焦がさないように注意しながら、2分から3分ほど温めて食べるようにしましょう。
手作りのスイートポテトの冷凍保存期間はおよそ1週間です。
市販のスイートポテトは2週間から1か月以内に消費するようにと記述されていますが、手作りの場合は出来る限り早めに食べきってしまうのが望ましいと言われています。
まとめ
スイートポテトのカロリーは材料にもよりますが、1つ大体200Kcalと言われています。
原材料となるさつまいもには食物繊維やビタミン類、ミネラル類がたっぷり含まれているので、栄養面に優れたスイーツと言えます。
しかし、いくらカロリーが低いスイーツと言っても食べ過ぎればカロリーオーバーになりかねません。冷やしても温めても美味しいスイートポテトを食べる際は、カロリーオーバーにならぬよう、お気を付けください。