カブに含まれる栄養価と成分まとめ。その気になる効果や効能とは?

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カブに含まれる栄養価と成分まとめ。その気になる効果や効能とは?

春の七草の1つであるカブは別名「すずな」と呼ばれ、古くから日本人の食生活を支えてきた野菜の1つです。

カブは、白菜や菜の花などと同じくアブラナ科の1年生または2年生の根菜であり、世界各国で栽培が行われており、品種が多いのが特徴です。

日本国内でも、聖護院かぶらや天かぶ、うぐいす菜に木曽赤かぶなど様々な種類のカブが生産されており、色彩や大きさなどが大きく異なります。

そんな色とりどりで様々なバリエーションを持つカブは10月から3月頃にかけて旬を迎える冬の野菜であり、今が最もおいしいシーズンです。

そこで、今回は今が旬の「カブ」に含まれている栄養価と成分による効果及び効能をご紹介したいと思います。

カブの含まれている栄養価と成分について



100_5612 / misawakatsutoshi

今が旬のカブは、葉の部分と根の部分では栄養価や成分が大きく異なります。

カブの本体とも言える、根の部分には「アミラーゼ」という消化酵素がたっぷり含まれていますが、葉に比べてビタミン類やミネラル類の含有量は低くなっています。

ですが、根の部分にはビタミンCやカリウム、食物繊維などもしっかり含有されているので、全く栄養が無いというわけではありません。

アミラーゼには、デンプンを消化する働きがあるため、胃もたれや胸焼けといった症状を緩和させる効果や腸内環境を整える効能があります。

しかし、カブの根はおよそ94%が水分で構成されているため、大根と栄養価や成分がほぼ変わりません。


一方、カブの葉は淡色野菜の根とは異なり、ほうれん草やカボチャと同じく緑黄色野菜に属しており、ビタミンCだけではなく、βカロテンやビタミンB1及びB2、カルシウムに鉄分などのビタミン類やミネラル類が豊富に含まれています。

さらに、ナイアシンと呼ばれる血流の流れをスムーズにする成分も含まれているので、冷え性に悩んでいる方にオススメの食材です。また、カブの葉には葉酸も含まれているので、妊娠中や授乳中の女性は積極的に摂取すると良いでしょう。


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カブに秘められた健康&美容に関する効果・効能とは?



PhoTones Works #4187 / TAKUMA KIMURA


カブは根の部分と葉の部分では含有されている栄養価や成分が異なるため、根と葉を同時に摂取するのが理想的となっています。

カブの根には、デンプンを分解するアミラーゼという消化酵素が含まれているため、弱った胃や腸の働きをサポートし、胃もたれや胸焼けを予防することができます。さらに、辛み成分のイソチオシアネートには胃液の分泌を促進させる働きがあるため、カブの根のすりおろし汁を飲むと胃腸の調子が回復すると言われています。

カブに含有されているビタミン類やミネラル類には生活習慣病や老化を予防する効果や効能があることが判明しており、動脈硬化や高血圧を改善することが期待されています。

カブに含まれているビタミンCやビタミンAの前駆体であるβカロテンには、感染症を予防及び改善する効能があり、体内に侵入したウイルスや細菌類を退治し、免疫力を向上する作用があるため、この時期大流行するインフルエンザや風邪対策に最適です。


他にも貧血やむくみの改善、便秘や下痢の解消などにも効果がありますので、これらの症状を緩和することができると言われています。

今が旬のカブには、様々な栄養価や成分が含有されており、健康と美容維持に効果的です。

しかし、カブを正しく調理しなければ、これらの栄養素を体内に摂り込むことはできません。


カブの栄養素を余すことなく摂取したい方は、油で炒めたり、スープにして召し上がると良いでしょう。また、乳製品や納豆と共に摂取すると相乗効果が得られるので、是非参考にして頂きたいと思います。


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  • 2016 02.01
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