野菜不足を改善するために重要なポイント

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野菜不足を改善するために重要なポイント

厚生労働省は日本人が1日に摂取しなければならない野菜の量を350gと定めています。しかし、平成25年に行われた日本人の食べる野菜の平均量は272.85gと発表し、1日の目標摂取量の約80%しか摂取できていないことが分かったのです。

これは、若い世代に限ったことではなく、全世代に言えることであり、日本国民全員が1日に必要な野菜摂取量をクリアしていないことを表しています。そこで、今回は野菜不足を改善するために重要なポイントをご説明します。

ポイントその1「野菜を意識する」



野菜 / iyoupapa

皆さんは毎日食べている食事にどれだけの野菜が使用されているのか気にしたことはありますか。ご家庭によって具材は異なると思いますが、子どもたちが大好きなカレーライスには、玉ねぎ・にんじん・じゃがいもが使用されており、横浜生まれの麺料理タンメンには、もやし・白菜・にんじん・にら・にんにくが使用されています。

意外と少ないと感じた方もいらっしゃるでしょう。実は、自分ではたくさん野菜を摂っているつもりでも、自分が食べている料理を意識して見てみると、意外と少なかったりするものなのです。

野菜不足を解消するためには、自分が食べている料理にどんな野菜が使われているのか、何種類入っているのかをしっかり観察することが重要ですので、自炊のときや外食されるときは、どんな野菜が使われているのか、何種類入っているのかを意識して食べるようにしましょう。

ポイントその2「緑黄色野菜を積極的に摂取する」



pomodorini multicolor / Daniele Falciola

厚生労働省は1日に必要な野菜摂取量350gを目安に摂取するようにと呼びかけているのですが、実はどんな野菜でも良いというわけではありません。1日に摂取しなければならない野菜350gうち、120gが緑黄色野菜、230gがその他野菜と細かく指定されているのです。

しかし、私たちが普段食べている野菜のほとんどがその他の野菜であり、緑黄色野菜を食べることはほとんどありません。ですので、食事を摂る際、意識して緑黄色野菜を食べるようにすると、ほぼ高い確率で野菜不足を補うことが出来ると考えられています。

どうしても緑黄色野菜を摂取することができないというときは、「緑黄色野菜の王様」と称されるケールを原材料とする青汁を飲むなどこまめに緑黄色野菜が摂取できるように工夫することがポイントです。


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ポイントその3「和食中心の食生活を心掛ける」



LunchTime / Kossy@FINEDAYS

野菜不足を速やかに解消するならば、和食中心の食生活を心掛けるのが1番だと言われています。ですが、和食はとっても手間暇のかかる料理ですので、毎日作るのは大変ですよね。

そんな方にオススメなのが「お味噌汁」です。

お味噌汁は、ジャパニーズ・スーパーフードとして納豆やわさび、抹茶と共に世界各国から注目を集めている味噌がたっぷり使用されており、入れる具材に決まりが無いため、野菜室や冷蔵庫内に余っている食材を入れることができますので、とっても栄養価が高く経済的な料理となっています。

また、お味噌汁だけではなく、煮物やおひたしなどは常備菜として活用することができますので、事前に作り置きしておき、小分けにして冷凍保存しておけば、あとは解凍するだけなので、簡単に和食中心の食生活に切り替えることができます。

ポイントその4「青汁を活用」



青汁 / kc7fys

食生活を改善したくても仕事の都合上なかなか改善することができない社会人や料理が不得意な一人暮らしの学生さんも大勢いると思います。そういう方は青汁に頼るのも1つの手段です。

本来は野菜を噛んで摂取するのが1番望ましいのですが、1番重要なことは心と身体を健やかに保つことですので、仕事が落ち着くまでや自炊が出来るようになるまでは青汁に頼りましょう。

青汁には様々な種類がありますが、野菜不足を解消するためには、ケールを原材料とする、もしくは、ケールが含まれる青汁を選ぶのがポイントです。ケールは非常に栄養価の高い緑黄色野菜であり、ビタミンAはにんじんの約2倍、カルシウムは牛乳の約2倍、他にもビタミン類やミネラル類、食物繊維など様々な栄養成分が豊富に含まれています。

ケールの青汁は独特な苦みや青臭さがあるため、今までは青汁初心者さんにはあまりオススメできませんでしたが、最近では飲みやすいケールの青汁も増えておりますので、まずはトライアルを試し、あなたに合った青汁を見つけることから始めましょう。

まとめ


今回は野菜不足を改善するための重要なポイントを4つご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。多くの場合、手っ取り早く野菜不足を解消することができる青汁を利用されるかと思いますが、個人的には野菜を噛んで摂取することをオススメします。

咀嚼には脳を活性化させる働きや顎の発達にとても大切な役割を果たしていますので、青汁ばかりに頼るのは危険です。あくまで青汁は野菜不足を解消する応急措置とし、出来る限り野菜を摂取してゆくように心掛けましょう。


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  • 2017 07.14
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