ハロウィンは欧米では子供の為のイベントでもあり、「Trick or treat(お菓子をくれないとイタズラしちゃうよ)」と言って近所のご家庭を訪れるとお菓子をくれるというイベントが一般的ですね。田舎ではカボチャなど、秋の収穫物の大きさや品評会が行われるお祭りも開かれます。いわゆる収穫祭ですね。
ハロウィンはお化けや仮装とイメージが結びついていますが、もともとは「秋の収穫祭」なんです。
大切な農作物に被害を与えるものの原因が解明されない時代は何かと「悪霊」や「魔女」が原因と考えられており、翌年の実りをそれらに邪魔されないように「精霊」や「魔女」のご機嫌を取るとか退散させるとかそんな催しがされていたんですね。
現代の私たちにとってハロウィンは収穫祭としての感覚は薄く、楽しいイベントとして定着していますが、これを期に、収穫祭の思いを受け継ぎ、ハロウィンを楽しんでみませんか。悪霊も退散させてしまう「楽しく」「明るい」ハロウィンのお菓子の作り方や華やかなラッピングの仕方をご紹介したいと思います。
ハロウィンに手作りクッキー
手作りクッキー / yto
明るくて楽しい気分になる食べ物と言えば昔から「砂糖」が使われた食べ物。日本でもお彼岸にはおはぎとか、お正月の黒豆とか「甘い」ものが季節ごとの行事には並べられますよね。
ハロウィンにおすすめな甘いものは「クッキー」です。クッキーそのものと言うより、クッキーはデコレーションしやすいのでハロウィンのプレゼントやお持たせにはお勧めなのです。
また、しばらく前に生地を作って「冷凍」し保存しておく事が出来るので、余裕をもって準備が出来るのもクッキーの良いところですね。クッキーのレシピは様々upされていますので手元にある材料と照らし合わせてお好みのものを使って下さいね。
アーモンドプードルを使用していなく、薄力粉がバターの3倍くらいの量で設定されているレシピだと成形がし易いのでおすすめです。
ハロウィンらしいラッピング
手作りクッキー / june29
ハロウィンのモチーフと言えば「魔女」「カボチャ」「お菓子」ですね。ここではカボチャに見える、魔女を感じるような簡単な成形方法をご紹介したいと思います。
まず、カボチャに見立てる為に、横に長い楕円形を作ります。生地をボールのように丸めて、それをハンバーグのような楕円形にして(大きすぎないように)真ん中を凹ましてuの字のような形にします。
uの字の底部分を表にして手の平に置き、スプーンの先を丈夫に当て、円形を利用してそのまま半月のような線をいくつか引いて、反対側からもいくつかつけていくとカボチャっぽくなりますよ。焼きあがった後、△の目と、ギザギザの口をチョコレートでデコレーションすれば出来上がり!
次に作るのは↑の目ではない、大きめの△。2等辺の2辺を少し長めにとって、帽子に見立てましょう。成形して焼きあがったクッキーに色とりどりのチョコレートやアラザン、アイシングを乗せデコレーションして下さいね。
さてデコレーションしたクッキーは蜘蛛の巣型に切り取った折り紙を敷いてお皿に乗せたり、黒の紙袋に入れてオレンジのリボンでラッピングしてお持たせするとハロウィンらしくていいですね。
まとめ
秋の実りを祝う収穫祭。魔女や悪霊の呪いを退散させるのは「明るい気持ち」ですね。是非、思いっきり明るく楽しんで下さい。
ちょっとした悪ふざけもおすすめ。やたらに大きいクッキーとか、小さいのにデコってあるクッキーなんかも手作りならではのおすすめです。