ニラって使おうと思って買っておいても、ついそのままになってしまったり、一気に使い切らなかったりしますよね。
気づいたら冷蔵庫の中がニラの臭いでいっぱいだった!なんて経験はありませんか?
しかもその臭いがまた頑固でなかなか取れないんですよね・・・
今回はそんなニラの臭いを消す方法を紹介します。
冷蔵庫の臭いをどうにかしたい!
冷蔵庫内 / atgw
ニラの臭いの原因は「アリシン」という成分で、にんにくにも含まれています。
冷蔵庫の臭いを取るには消臭剤という方法がありますが、それでも消えない場合は重曹をお湯で溶いてふきんにしみ込ませ、よくしぼったもので水拭きします。
また重曹を溶いた水をコップなどに入れて、冷蔵庫に入れて置くだけでも良いですが、ふきんで拭いた方が効果的です。
重曹はほかにも用途が多いので常備しておくととっても便利!
ほかの物を使った方法としては、エタノールで冷蔵庫をふく方法や備長炭を置くというのも効果があります。
手についた臭いは??
ニラを調理した後は、手にもしっかり臭いがついてしまいますよね。
このときはステンレスソープというもので洗うか、ステンレス製の台所であれば手をこすりつけると臭いを消すことができます。
それでもダメなときは、酢を水に手を浸すと良いですよ!これは、にんにくや玉ねぎなどにも有効です。
保存方法にも気を付けて!
臭いの原因となる「アリシン」ですが、これは細かく刻めば刻むほど発生します。
つまり、買ってからそのまま冷蔵庫に入れていても葉先が折れてしまっていると臭いが発生してしまいます。
また、切ってしまうとそこから臭いが発生するので、キッチンペーパーなどで包んで、さらにラップで包んだあとジップロックなどに入れて保存することをおすすめします。
切ったあとしっかり水分を切っての冷凍保存もおすすめです。
やっぱり気になる!食べた後の口臭
緑茶 / Yakinik
おいしくてついついたくさん食べてしまいますが、口臭はなんと約16時間も持続してしまうんです!!
気にせず食べるためにも、これはどうにかしたいですよね。
緊急対処として良いのは「緑茶」です。
お茶に含まれるカテキンがアリシンと結合すると強い臭いを抑えることができます。
ほかにも牛乳やコーヒーも効果があります。
ここで知っておきたいのが、食後30分以内に飲むこと!
アリシンは体内に吸収されるとアリルメチルスルフィドというニオイ成分に分解されます。
このアリルメチルスルフィドは胃で吸収され腸に運ばれていくなかで血管に取り込まれ、血液によって体中に運ばれて、肺から口臭として排出されるのです。
つまり時間が経つと体内に取り込まれてしまうため、30分以内に飲むことが理想的なのです。
30分以上経ってしまったり、あまりにもたくさん食べた場合は口臭サプリに頼るのが確実な方法です。
お酒の後などの口臭が気になるときにはすぐ使えるので1袋持っていると便利ですよ。
※口臭についてはこちらのブログ記事もご覧下さい。
ニラはとってもおいしい食材ですが、臭いはかなりクセモノ。
少し工夫するだけで臭いを気にせず保存することができ、消すこともできます。
紹介した方法で、もっと思いっきりニラ料理を楽しんじゃいましょう!