オクラってしゃきしゃきで歯ごたえもあって、程よい粘りがまたやみつきになる野菜ですよね。
暖かくなって、スーパーでもよく出回るようになりました。
でもオクラってどのくらい茹でたらいいのかいまいち分からなかったりしますよね。
今回はオクラをおいしく茹でる方法を紹介します。
オクラを茹でるときのポイント
オクラ / Takanori Ishikawa
ぎらぎらの太陽を浴びて育つオクラはとてもたくましい野菜なんです。
暑さに負けないよう表面に鋭いうぶ毛を生やしており、触るときには注意が必要なほど!上手に下処理してあげないとチクチクした食感になってしまいます。
オクラを茹でるときの大きなポイントは、うぶ毛をしっかり取り除いて口当たりをよくすることと、オクラの内部に水が入らないようにすること。あとは茹ですぎてしまわないことです。
オクラのおいしい茹で方
1.塩をオクラ全体にまぶしまな板にこすりつけてうぶ毛を取り除きます。
よくスーパーで買ってくると小さなネットに入っていることが多いので、そのネットの上から塩をして揉むのも、簡単でうぶ毛が取れやすいですよ。
2.オクラのヘタ周りのガクをぐるりと剥きとります。
ヘタを落としてしまうと中に水が入ってしまうので、上が三角状になるように、額だけを取り除きましょう。
3.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら塩を小さじ1杯弱入れ、オクラを入れて茹でます。
はしで転がしながら、1分から2分くらいが目安です。大きさや鮮度でも茹で時間は変わってしまうので、一度取り出して固さを確認してみましょう。少し固いくらいがちょうどよい目安です。
4.茹でたオクラをザルにあけてそのまま冷まします。
水にさらすと彩がよくなるといいますが、せっかく茹でたオクラが水っぽくなってしまう原因になります。ここで、少し余熱で火が入るので気持ち固めの方が、食べるころにはちょうど良いやわらかさになっていますよ!
オクラの保存方法
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オクラは暖かいところでとれる野菜なので、生の場合は冷蔵庫には入れず、新聞紙などにくるみ冷暗所に置いておきましょう。
茹でて切ってしまったものは、傷みが早いのでタッパーなどの密閉容器に入れ、冷蔵庫へ入れておき2~3日以内に食べきります。
冷凍保存
炒め物などに使う場合は、生のまま冷凍することができます。
うぶ毛を取った後、水分をよくふきとってから密閉袋に入れて冷凍しましょう。そのままでも切ったものでも大丈夫です。
完全に火を通してしまうと解凍した時にやわらかくなりすぎてしまうので、30秒ほどですぐにザルにあげて、冷めたらすぐに水分をふきとって冷凍します。こちらもそのままでも切ったものでも大丈夫です。
オクラは思っていたよりもあっという間に火が通ってしまいます。
ちょっと目を離していたら、くたくたのオクラになってしまいますよ。
しゃきしゃきの歯ごたえを残すためにも、目を離さずにちょうど良いタイミングでお湯からあげましょう。
上手に茹でてオクラのおいしさを存分に味わいたいですね。