みなさん「おにぎらず」ってご存知ですか?
2014年9月頃に突如として登場した「おにぎらず」という料理は、クッキングパパという漫画の22巻に登場するおにぎりの名前なんです。
作り方は至って簡単で、サランラップの上に正方形の海苔を1枚乗せて、海苔の中央にご飯を平らになるように乗せます。
そこへお好みの具材を乗せたら、海苔の四隅を折り畳み、長方形にします。これがおにぎらずです。
※おにぎらずの詳細はコチラ↓
⇒ 最近流行りの“おにぎらず”とは?その作り方を紹介します!
料理が不得意なお父さんや毎朝忙しいお母さんのための料理だと言えます。
また、見た目がサンドイッチのようなので小さなお子様からも大人気です。
また、おにぎらずというネーミングもユニークだったため、たちまち広まり、今やお弁当では欠かせない1品となっています。
しかし、中には上手くおにぎらずを作ることが出来ない方もいらっしゃいます。そこで、おにぎらずを上手に作るコツをご紹介したいと思います。
折角作ったおにぎらずが崩れてしまい、食べ辛くなってしまうのを防ぐ方法とは?
Nori / psd
おにぎらずは平べったい海苔巻を作っている要領で作ると上手に作れるかと思います。
おにぎらずを食べる際に崩れたり、食べ辛かったりするのはご飯の量や具材の量が少なかった場合に引き起こります。
ですので、おにぎらずを作る際はご飯と具材をしっかり入れると崩れにくくなり、食べやすくなります。
また、海苔が噛み切れずにボロボロとご飯が零れてしまう場合は、おにぎらずを作る前に事前にフォークなどで海苔に穴を開けておくと、開けた穴が切り取り線と同様の効果を発揮してくれるため、海苔が噛みきれやすくなります。
もし、海苔に穴を開ける前におにぎらずを作ってしまった場合は爪楊枝や竹串などを用いて穴を開けて行くと良いでしょう。
ご飯が上手く海苔に張り付かない場合の対処法
おにぎらずを作る際、海苔がうまくご飯に張り付かないという場合があります。
そういった場合は、ホカホカのご飯を使用するとご飯の湿気で海苔が張り付くようになります。
また、十分なご飯の量を使用していないと、海苔の面積が大きくなってしまいご飯が海苔に張り付かないという状態になってしまいます。
もし、作った後にご飯の量が足りないと感じたら、海苔を湿らせて貼り付けるか、ご飯粒をすり潰して貼り付けましょう。
包丁がうまく入らず、綺麗に切れない場合は?
小出刃包丁 / Dakiny
おにぎらずが完成したら、最後に包丁でカットするのですが、海苔のおかげで切りにくくなり、中の具材が零れてしまったという経験はありませんか?
おにぎらずを半分にカットする場合は包丁を一旦水に濡らすと綺麗にカットすることが出来ます。
包丁を水に濡らすだけで包丁へのご飯の張り付きを防ぐことができ、断面も美しく魅せることが出来ます。
複数おにぎらずを作った場合、その都度包丁の汚れを拭き取り、水で濡らすと失敗しません。
おにぎらずの切り方ですが、包丁全体でカットする要領でグッと入れると綺麗に仕上がります。
のこぎりのように何度も動かすと断面が汚くなるのでお勧め出来ません。
おにぎらずは通常のおにぎりよりも傷みやすい!
おにぎらずは通常のおにぎりに比べると、たいへん傷みやすい食べ物です。
ですので夏場にお弁当の1品として詰め込む場合は、保冷剤などでしっかりと対策を取り、極力手で触れないようにおにぎらずを作るようにしましょう。
また、おにぎらずの具材ですが、汁気のないものを選択するようにし、加熱された具材を用いるようにすると良いでしょう。
それでも不安な場合、おにぎらずを冷凍保存させましょう。
しかし、おにぎらずを冷凍する場合、食べる前に電子レンジで温めるので、電子レンジで温めても良い具材を選択するようにしましょう。
例えば、梅干しや鮭フレーク、ハンバーグにから揚げなどがお勧めです。
他にもおにぎらずを作る際はご飯に塩気を持たせたりやや強めに海苔を巻き付けるなど工夫すると上手に作ることが出来ます。
ご飯を薄く平らに伸ばして具材をまんべんなく乗せるとより綺麗に作ることが出来ますので、
運動会やお遊戯会などといった学校行事の際や紅葉狩りなどの行楽シーズンの際はおにぎらずを作って、お弁当を華やかに彩ってみませんか?