フライパンを使った「ローストビーフ」を簡単な作り方とは?【クリスマスの定番料理】

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フライパンを使った「ローストビーフ」を簡単な作り方とは?【クリスマスの定番料理】ローストビーフとは、別名「サンデーロースト」と言い、イギリスで古くから食べられている伝統料理の1つです。

イギリスでは、毎週日曜日に牛肉の大きな塊を焼いて昼食のメインディッシュとして、ヨークシャー・プディングや季節の野菜、マッシュポテトなどを添えて召し上がっています。

そして翌日の月曜日からは残った冷たいサンデーローストと共にフライドポテトやサラダと共に晩御飯として食卓に並びます。

日本ではローストビーフという名で広まっており、クリスマスや結婚記念日など特別な日の食事として召し上がる料理となっています。

しかし、ローストビーフは作るのが難しい料理の1つであり、ローストビーフ特有のしっとり感やジューシーさを演出することが出来ず、単なるお肉になってしまったという失敗談をよく耳にします。

また、作るまでに手間暇がかかるため、なかなか気軽に作ることが出来ません。そこで、今回は失敗しない美味しいローストビーフを、フライパンを使って作る方法をご紹介したいと思います!

フライパン1つでローストビーフを作る方法を大公開!



ローストビーフ。 / TAKA@P.P.R.S

オーブンや炊飯器など一切使用せずにフライパン1つで絶品ローストビーフを作る方法をご紹介したいと思います。

材料


・ローストビーフ専用の牛もも塊肉:600gから700gほど

・食塩:小さじ1杯

・サラダ油:大さじ1杯

・タイムまたはローリエなどの香草:お好み

作り方


①牛もも塊肉を冷蔵庫から取り出し、常温で30分ほど放置します。

②塩をお肉全体にまんべんなく振りかけ、ザラッとした感覚が無くなるまでしっかり擦り込みます。

③お肉から出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。

④フライパンにサラダ油を敷き、中火で熱します。そこへタイムなどの香草を入れて5分から6分ほどかけてお肉全体に焼き色を付けてゆきます。

⑤全面に焼き色が付いたら、蓋をして10分間弱火で蒸し焼きします。焦がさないように途中何度かひっくり返しましょう。

⑥10分後、お肉を取り出してアルミホイルで丁寧に包み込み、粗熱が取れるまで30分ほどそのままにします。

⑦粗熱が取れたのを確認したら、アルミホイルを取り外し、お好みの幅にカットしたら完成です!


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ローストビーフに最適な部位とは?



ローストビーフ / くーさん

牛肉には、もも肉だけでうちもも・しんたま・そとももの3種類あり、それぞれにオススメの調理方法がございます。もちろんもも肉以外にもローストビーフに合う牛肉がございますので、合わせてご紹介します。

うちもも


うちももとは、内股にある肉です。脂肪が少なく、キメはやや粗めとなっていますが、柔らかく肉質が均等の塊が取れるため、主にローストビーフやステーキ、すき焼きなどに用いられます。また、カレーなどの煮込み料理にも最適です。

しんたま


しんたまとは、牛のもものお肉です。キメ細かく脂肪の少ない柔らかいお肉です。特にダイエット中の方に好まれています。主な調理方法は、ローストビーフやスープ、煮込み料理に用いられます。

そともも


そとももとは、ももの外側にあるお肉です。肉質は硬く、キメが粗いのが特徴です。主に煮込み料理に使用されており、シチューやスープに向いています。

とんび


とんびとは、肩から腕にかけてのお肉です。1頭から2kgしか取れないため非常に稀少なお肉として有名です。肉質はももに近く、さっぱりした淡泊な味わいの中に上品な甘みが感じられるため、ローストビーフやたたき、ビフテキに用いられます。

リブロース


リブロースとは、ロースの中央に在る最も厚いお肉です。脂肪が多く霜降りになりやすいという特徴を有しており、きめ細かくて柔らかいため、様々な料理に用いられています。ローストビーフやすき焼き、しゃぶしゃび、ステーキなど多種多様な肉料理に使用出来るので万能肉と呼ばれます。

ヒレ


ヒレとは、繊維質や筋膜の多い部位です。肉質は堅く、キメの粗いのが特徴です。赤身と脂肪が層になっており、他の部位では味わうことが出来ない濃厚な味わいが楽しめます。煮込み料理との相性が抜群なのですが、ローストビーフとしても重宝されています。

ランプ


ランプとは、サーロインに繋がる部分に在るお肉です。もも肉のような柔らかさがあり、旨味も優れているため、ステーキやローストビーフ、たたきに向いています。また、リブロース同様牛肉料理のほとんどに使用することが出来ますので、オススメです。

まとめ


いかがでしたか?

今回ご紹介したローストビーフの作り方には3つのポイントがあり、1つが必ず使用するお肉を常温に戻しておくこと。2つめがお肉に含まれる余分な水分を取り除き、火の通りを良くすること。3つめがアルミホイルを使って粗熱を取り、肉汁の漏れや血の滴りを予防することです。

ローストビーフには専用のグレイビーソースをかけて召し上がるのが一般的ですので、お好みのグレイビーソースを作って素敵な夕食をお過ごしください。


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  • 2015 10.11
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