生チョコが冷蔵庫で固まらない理由と対処方法2つ

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生チョコが冷蔵庫で固まらない理由と対処方法2つ2月14日はバレンタインデーです。

今年のバレンタインデーは日曜日のため、職場や学校で義理チョコを配る手間が省けると一安心している女性も多いのではないでしょうか。

そこで、今年のバレンタインこそは本命の男性へ贈るチョコレートに簡単そうに見えて実はとっても難しい生チョコを手作りしてプレゼントしようと毎日練習を重ねている女性もいらっしゃるかと思います。

生チョコとは1988年に「シルスマリア」のオーナーシェフ小林正和氏によって考案された日本発祥のチョコレートで、チョコレート生地に生クリームや洋酒を加え、柔らかな食感とくちどけの良さが魅力的なスイーツです。

生チョコの定義は公正取引委員会により「チョコレート加工品(チョコレート生地を全重量の40%以上使用したもの)のうち、クリームの全重量が10%以上であり、なおかつ水分(クリームに含有されているものを含む)が全重量の10%以上となるものを「生チョコレート」とする」と定められています。

そのため、バレンタインに向けて自宅で生チョコを作っている方からは「チョコレート生地が全く固まらず、ねっとりしたアイスクリームのような状態となってしまった!」や「冷蔵庫に入れているのに固まらなくて困った!」などの悩みが上がっており、結局市販のチョコレートを購入して間に合わせたという女性もいらっしゃいます。

そこで、今回は手作り生チョコが冷蔵庫で固まらない理由と対処方法をご紹介したいと思います。

生チョコが冷蔵庫で固まらない理由とは?



生チョコ / is_kyoto_jp

材料も分量も作り方も間違っていないのに、冷蔵庫に入れても生チョコが一向に固まらないという場合があります。

なぜ、材料も分量も作り方も合っているのにチョコレートが固まらないのでしょうか?

その原因をまとめてみましたのでご紹介します。

1.チョコレートと生クリームの割合が間違っている。


生チョコの場合、チョコレートと生クリームの割合は「2:1」と決まっています。

そのため、チョコレート100g使用する場合は生クリームを50g以上は使用してはいけません。もし、生クリームを多く入れてしまうと、チョコレートがネッチョリしてしまい、固まりにくくなるからです。

2.チョコレートを溶かす温度が間違っている。


チョコレートを溶かす際、高温のお湯で溶かしていたりしませんか?

チョコレートはとっても繊細な食べ物のため、50度から60度くらいのお湯で少しずつ溶かしてゆくのが常識となっています。なぜ、60度を越えてはいけないかというと、チョコレートは60度以上のお湯で溶かすと固まりにくくなるからです。ですので、直火でチョコレートを溶かすのは言語道断です!

また、生クリームを温めずにそのままチョコレートへ注いでしまうのも生チョコが固まらない原因となりますので、生クリームを加える際は必ず50度くらいまで温めてから使用するようにしましょう。

3.チョコレートのカカオ分の割合を確認していない。


生チョコの材料となるチョコレートですが、カカオ分の割合によって固まらない可能性があります。生チョコの場合、カカオ分が低ければ低いほど固まりにくくなると言われています。

そのため、市販で販売されているチョコレートを使用するよりも製菓用のチョコレートを使用した方が、生チョコが固まりやすいので、初めて生チョコを作るという方は製菓用のチョコレートを購入しましょう。

4.余計な水分を入れてしまった。


生チョコに限らず、チョコレート菓子を作る際、必ず湯煎を行うのですが、このときボウルの中が濡れていたり、溶かしている間に湯煎のお湯が数滴入り込んでしまったりすると、チョコレートが固まらなくなってしまいます。

また、湯煎の際にゆらゆらと立っている蒸気もチョコレートが固まらない原因の1つと考えられているため、チョコレートを溶かす際はお湯の入っているボウルよりも大きいサイズのボウルを使用し、余分な水分を入れないように気を付けましょう。

※他にも生チョコが固まらない原因と考えられるものはございますが、今回は代表的な原因のみをご紹介させて頂きました。


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生チョコが固まらないときの対処法とは!?



ROYCE Chocolate -YAMAZAKI- / t-mizo

生チョコが固まらない原因として、カカオ分が不足していたり、正常に乳化が行われていなかったりなどが考えられ、見ためは生チョコなのに成分的には生チョコではない別のチョコレート菓子になってしまっている可能性があります。

こうなってしまっては残念ですが、生チョコ作りを諦めざるをえません。

ですが、どうしても生チョコを完成させたいという女性もいらっしゃるかと思います。

その場合、以下の方法で対処することが可能かもしれません!

生クリームを多く入れてしまった場合は、チョコレートを追加してみる。

チョコレートを追加で加えることで、生チョコが固まる可能性があります。

高温の温度でチョコレートを溶かしてしまった場合は、生クリームを加えてみる。

50度まで温めた生クリームを少量ずつ加えてゆき、チョコレートとしっかり混ぜ合わせます。

ですが、これらの方法を用いても復活することが出来なかった場合は、別のスイーツに変身させてしまうのがオススメです。

失敗してしまった生チョコアレンジで1番オススメなのが「ホットチョコ」です。なんと牛乳を加えて混ぜるだけなので、とっても簡単です。

また、チョコレートフォンデュやクッキー、ガトーショコラなど様々なスイーツにアレンジすることができますので、失敗したからと言って落胆してはいけません!

まとめ


今回は生チョコが冷蔵庫で固まらない理由と対処方法をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

もうすぐバレンタインデーです。生チョコはとても作るのが難しいスイーツですので、初めて作る方は事前に練習しておき、失敗したらこれを作ろうと別の案を用意しておき、友チョコやファミチョコへアレンジしたり、義理チョコとして配ってしまい、本命の男性が喜んでくれる最高の生チョコを完成させましょう!


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  • 2016 01.26
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