とうもろこしの保存方法でオススメなのは冷凍?それとも冷蔵?

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とうもろこしの保存方法でオススメなのは冷凍?それとも冷蔵?

6月から9月にかけて旬を迎える夏野菜「とうもろこし」は、北海道や千葉県、茨城県などで生産されており、年々品種改良によって、甘味が強く、生でも食べられる品種も続々誕生しており、なんとメロンよりも甘いデザートのようなとうもろこしも登場しています。

とうもろこしはお米や麦と並ぶ主要穀物のひとつであり、青果や加工など様々な分野で大活躍しています。

私たちがスーパーやデパートの青果コーナーで見かけるとうもろこしは「スイート種」と言い、別名「スイートコーン」と呼ばれています。ちなみにポップコーンに使用するとうもろこしは「ポップ種」、粉末タイプに加工されるとうもろこしを「フリント種」、飼料やデンプンへと加工されるとうもろこしを「デント種」と言います。

さて、そんなとうもろこしですが、実は生のものは収穫直後から徐々に糖分がデンプン質へと変化してゆき、甘味が薄れてしまうため、日持ちしない野菜と言われており、収穫時期が食べ頃となる野菜です。

そのため、保存す際は収穫直後に加熱することが望ましく、保存方法も正しく行うことでおいしさを維持した状態で、ある程度日持ちさせることができます。


では、とうもろこしをおいしく日持ちさせるには、どのように保存したら良いのでしょうか。

とうもろこしを冷凍保存した場合



とうもろこし / Strolling

とうもろこしは生の状態でおいしさを維持して保存することができません。

そのため、冷凍保存する際も固めに茹でてから熱々のうちに1本ずつラップで包み込み、熱が冷めてきたら水気を拭き取って再度ラップで包み、密閉袋へ入れて内部の空気をしっかり抜いてから冷凍庫で保管する必要があります。

とうもろこしを冷凍保存する際は、極力とうもろこしの粒を芯から取って密閉袋に入れ、平らにしてから保温するのがオススメです。

とうもろこしの粒をミキサーへかけて、ペースト状にしたものを密閉袋へ入れて冷凍保存すると、次回スープの材料として使用する際にたいへん便利です。

とうもろこしの解凍方法ですが、解凍せずにそのまま使用するのが望ましいでしょう。もしも、そのまま食べたいというのであれば、電子レンジや熱湯で茹でてから食べるのがオススメです。

生の状態でとうもろこしを保存する場合は、皮が付いた状態でとうもろこしをラップで包み、冷凍保存するようにしましょう。生の状態で冷凍保存したとうもろこしを使用する際は、電子レンジで加熱もしくは茹でて使用しましょう。

冷凍とうもろこしの保存期間は1ヶ月ですが、出来る限り30日以内に使い切るようにしましょう。


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とうもろこしを冷蔵保存する場合



IMG_2224 / misawakatsutoshi

とうもろこしを冷凍せずに、そのままの状態で保存したいという方も大勢いらっしゃるかと思いますが、とうもろこしは収穫後合分が失われてゆく性質を持った野菜ですので、保存する際は必ず茹でてからにしましょう。

茹でたとうもろこしは、熱々のうちにラップで丁寧に包み込み、冷めたら冷蔵庫で保存します。

なかには、どうしても生の状態で保存したいという方もいらっしゃるかと思います。若干味は落ちてしまいますが、収穫直後のとうもろこしを皮付きのまま、新聞紙で包み込み、冷蔵庫のドア部分に立てて保存する方法もございます。

生のとうもろこしを新聞紙で包んで保存する場合、最大で4日、茹でたとうもろこしを冷蔵庫で保存する場合は最大3日ほどしか日持ちしませんので、冷蔵保存したとうもろこしは3日以内に食べ切ってしまうのがオススメです。

まとめ


今回はオススメのとうもろこし保存方法をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

世界三大穀物の1つであるとうもろこしは、不溶性の食物繊維が豊富に含有されており、腸内環境を調え、便秘を解消する効果があります。また、動脈硬化の予防・疲労回復・血行促進といった効果や効能も有しており、たいへん健康に良い食材です。

この機会にとうもろこしの正しい保存方法を学び、夏を健康に乗り切って楽しい日々を過ごしてゆきましょう。


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  • 2016 05.16
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