キャベツといえば、スーパーやデパートの青果売り場にて通年陳列されているため、旬の時期が分かりづらい野菜ですが、11月から2月にかけて旬を迎える寒玉キャベツや4月から6月にかけて旬を迎える春玉キャベツなど季節や地域によって旬の時期が異なるため、1年を通して美味しいキャベツを味わうことが出来ます。
そんなキャベツですが、若い女性を中心にキャベツダイエットというダイエット方法が流行しています。そこで、キャベツでダイエット効果は得られるのか、キャベツのカロリーや効果及び効能などをご紹介したいと思います。
キャベツのカロリーや健康と美容に関する効果・効能とは?
キャベツ / TAKA@P.P.R.S
キャベツは100gあたり23kcalと低カロリーでヘルシーな野菜です。
キャベツにはビタミンCやビタミンKといったビタミン類をはじめ、カルシウムやキャベジン、βカロテンに葉酸などがたっぷり含有されています。
また、アブラナ科の植物特有のジチオールチオニンと呼ばれる抗がん物質も含まれており、健康と美容維持に効果が期待されている野菜でもあります。
キャベツに含まれているビタミンCは、生のキャベツ100gあたり41mgも含有されており、この数値は美容と健康維持に効果のあると言われるトマトの数倍あり、疲労回復やストレスの緩和の他に老化防止や生活習慣病の予防に効果があります。
また、ビタミンAの前駆体であるβカロテンと共に摂取することで美肌効果やアンチエイジング効果が得られることが明らかにされています。
医師も薦めるキャベツダイエットの効果
キャベツはビタミンKやビタミンC、ビタミンB複合体の1種である葉酸に食物繊維など美容に効果的な成分が豊富に含まれています。そのため、キャベツを取り入れたダイエットを行うことで減量することが出来ることが明らかにされました。
しかし、正しいキャベツダイエットを行わなければ効果は得られません。そこで、キャベツダイエットを行う際に注意しなければならないことをまとめてみました。
食前にキャベツ1/6個摂取すること
キャベツを5cm角にカットし、シャキシャキした食感を残しておきます。カットしたキャベツは、食事を摂取する前に食べるのですが、このとき10分以上かけてゆっくり食べることがポイントです。キャベツだけは飽きてしまうという方はノンオイルのドレッシングをかけて召し上がると良いでしょう。
1日に70gは必ずタンパク質を摂取すること
ダイエットを行う際、カロリーを気にするあまり栄養バランスが乱れた食事を摂取してしまいがちです。しかし、ダイエットを行ううえでタンパク質摂取はとても重要なため必ず摂取する必要があります。例えば、豚もも肉ならば341g、鶏むね肉ならが313gは必ず摂取しましょう。
筋肉量低下はダイエットの失敗を招くだけではなく、健康や美容維持を行ううえでも大切なことです。ですので、必ず1日70gはタンパク質を摂取しましょう。
キャベツダイエットでは、食前に食べごたえのあるキャベツを1/6個食べるだけのお手軽ダイエットにも関わらず、みるみる体重が落ちてゆくので驚く方も多いはずです。
キャベツは1/6個食べてもそのカロリーは、たったの39kcalですので、太る心配はございません。また、生のまま摂取するため、歯ごたえもあり、自然と咀嚼回数が増加するので満腹中枢が刺激されて、暴飲暴食を予防することが出来ます。
まとめ
キャベツ / ayustety
キャベツによるダイエット効果についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
キャベツダイエットは医師も認めるダイエット方法ですので、やり方さえ間違えなければ自然と体重が減少します。
しかし、キャベツダイエットはあくまで食べ過ぎを防止するためのものですので、キャベツを食べて痩せるということはありません。キャベツダイエットのルールを守り、栄養バランスの摂れた食事と適度な運動を心掛け、健康的なダイエットを行うようにしましょう。