特にマクドナルドは日本のハンバーガー市場におけるシェア率が1990年代後半から2000年代にかけて60%から70%を占めており、2011年には日本全国におよそ3,300店舗を展開しており、マクドナルドの名を知らない人は居ないと言われています。
そんなマクドナルドでは、定番のハンバーガーをはじめ、とろ~りチーズが堪らないチーズバーガーやボリューミーなビッグマックなど様々なハンバーガーメニューがラインナップされているのですが、なかでも子ども向けに開発されたシンプルなモグモグマックは老若男女問わず、絶大な人気を誇っており、今まで不動の人気を誇っていたてりやきマックバーガーは2位に転落してしまったそうです。
さて、幅広い世代から愛されているファストフードショップのマクドナルドですが、なんと7月20日のハンバーガーの日と深い関係があることを皆さんはご存知でしたか。
今回は7月20日のハンバーガーの日の由来とマクドナルドとの意外な関係性についてご紹介したいと思います。
7月20日のハンバーガーの日の由来とは?
ハンバーガー / densetsunopanda
7月20日は、1969年にアポロ11号が月面着陸を果たしたり、1819年に南米コロンビアがスペインから独立を果たした記念すべき日です。
そんな偉業を達成した日と同じ日に日本マクドナルドが1996年に制定したのが「ハンバーガーの日」なのですが、なぜ、7月20日をハンバーガーの日に制定したのでしょうか。
ハンバーガーの日の由来は、日本初となるハンバーガーショップ「マクドナルド」が東京都中央区にある銀座三越1階にオープンしたのを記念して日本記念日協会によって認定されたものなのですが、なんとその日こそ、アポロ11号が月面着陸を果たしたり、コロンビアが独立を果たした日と同じ、7月20日だったのです。
マクドナルドが日本に初上陸を果たしたのは、1971年のことです。
当時貿易会社で社長を務めていた藤田 田 (ふじた でん)氏は、アメリカでブームとなっていたハンバーガーショップのマクドナルドに着目し、フランチャイズ権を獲得すると、子会社の日本マクドナルド株式会社を設立し、東京都の一等地にあり、当時の流行の発信地として有名だった銀座三越の1階にマクドナルド1号店をオープンさせたのです。
当時のマクドナルドのハンバーガーは1個80円と高価な食べ物だったのですが、オープン初日には1万人を超えるお客さんがつめかけ、なんと1日で100万円以上の売り上げを記録したのです。既にマクドナルド1号店は閉店しており、2号店である代々木店が最も古い店舗となっています。
マクドナルド1号店の在った場所には、今もマクドナルドが入っており、入り口には記念プレートが掲げられており、店内には創業当時の写真が飾られています。
マクドナルドのハンバーガーは身体に悪いのでは?
ハンバーガー / densetsunopanda
マクドナルドのハンバーガーは、定番のハンバーガーでも1個241kcalもあり、とても高カロリーな食べ物となっており、ダイエット中の方々にはあまりオススメできません。
また、マクドナルドの従業員には「ファストフードの食べ過ぎは禁止」というお達しが出ていることがアメリカのCNBCが入手し、明らかにされました。
CNBCが公表した内容は、ファストフードを全面否定するものではなく、ファストフードを毎日食べ続けることで生活習慣病の発症リスクを上昇させるため、バランスの良い食事を心掛け、運動や生活習慣を改善し、適度にファストフードを利用するのが良いというものですので、必ずしも食べてはいけないというものではありません。
まとめ
今回は7月20日のハンバーガーの日の由来やマクドナルドとの関係性についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
いつでもどこでも手軽に食べることができるファストフードですが、モーガン・スパーロック氏が1日に3回、1ヶ月間マクドナルドのメニューを食べ続けたらどうなるのかという映画「スーパーサイズ・ミー」が日本でも話題となりました。
7月20日はハンバーガーの日です。是非この機会にファストフードの在り方について家族や恋人、友人と話し合ってみてはいかがでしょうか。