かき氷の日はいつ?その由来と歴史に迫る!

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かき氷の日はいつ?その由来と歴史に迫る!

夏になるとアイスクリームやかき氷といったひんやりスイーツが食べたくなりますよね!

かき氷は平安時代の頃から食べられており、紫式部と並び称される清少納言の「枕草子」四十二段には「あてなるもの、薄色に白襲の汗衫。かりのこ。削り氷にあまづら入れて 新しきかなまりにいれたる。」とかき氷について綴られています。

清少納言が食べたかき氷は、「かなまり」という美しい金属製のお椀に削った氷を盛り、ツタの樹液を煮詰めて作った「あまづら」をかけたシンプルなかき氷だったそうで、清少納言はかき氷を雅やかで上品な意味を表す「あてなるもの」と表現しています。

さて、そんなかき氷ですが、なんと日本には「かき氷の日」という記念日があることをご存知ですか?

「かき氷の日は、清少納言が初めてかき氷を食べた日じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はかき氷の日と清少納言は一切関係が無いのです!

では、いったいかき氷の日とは、どのような由来や歴史を持って誕生したのか気になりますよね!そこで、今回は謎多き記念日「かき氷の日」の由来や歴史についてご紹介したいと思います。

かき氷の日はいつ?



かき氷 / zenjiro

かき氷の日は、1933年に山形県山形市の最高気温が40.8度を記録したことを受け、日本かき氷協会によって、かき氷の別称である「夏氷」の語呂合わせから7月25日をかき氷の日としたのがはじまりです。

現在の日本最高気温は、2013年8月12日に高知県江川崎にて41.0度が第1位となっておりますが、1933年に山形市で観測された40.8度は現在も第4位という記録となっています。

山形市が40.8度を記録した理由は、湿った空気が山を越え、乾燥した温かい風となって吹き降ろすフェーン現象の影響によるものであり、当時では珍しい猛暑日となったそうです。

日本かき氷協会は、暑さを凌ぐためにひんやりと冷たいかき氷を食べて、涼を取ってほしいという願いを込めて、かき氷の日を制定したのかもしれませんね。


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今話題のかき氷とは!?



かき氷 / Strolling

かき氷の日の由来や歴史についてご紹介させて頂きましたが、現在のかき氷は夏だけではなく、オールシーズン楽しめるように工夫されており、130を超える豊富な種類のシロップを日替わりで提供している「ひみつ堂」や日本茶の魅力を存分に楽しめる「しもきた茶苑大山」、年中23時まで営業している働く大人の味方「和kitchen かんな」など絶品かき氷を提供しているお店が続々と登場しています。

また、海外でもかき氷は人気のひんやりスイーツとなっており、ハワイ発のカラフルかき氷「マツモトシェイブアイス」や韓国発の粉雪のようなふわふわかき氷「ソルビン(雪氷)」、イタリア発のオシャレなかき氷「グラニータ」などは日本でも若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。

最近では、47都道府県のご当地食材を用いた「ご当地かき氷」を考案して町おこしを行っている自治体もあり、日本ではかき氷ブームとなっています。

まとめ


今回はかき氷の日の由来や歴史についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。最近では夏に家族や恋人、親しい友人たちを自宅に招いてかき氷パーティを開いて、お好みのシロップをかけて暑い夏を楽しく過ごす方々も増えてきました。

7月25日は子どもたちも丁度夏休みになりますので、この機会に日本だけは無く、世界各国のかき氷を用意して、愉快な夏のひとときを大勢で過ごしてみてはいかがでしょうか。


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  • 2017 01.07
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