皆さんもご存知かと思いますが、2014年に有名ドーナツ店のミスタードーナツが「クロナッツ」を発売しました。
この「クロナッツ」、外はサクサク中はしっとりとしたバターの風味が堪らないクロワッサンをドーナッツにした新食感スイーツとして大ヒットしましたね。もちろん現在でも幅広い年齢層の方から親しまれる大人気スイーツとなっています。
このような何かと何かを組み合わせたスイーツを「ハイブリットスイーツ」と言います。そしてこのような「ハイブリット食品」は、スイーツだけではありません。
2015年にアメリカからやってきた「ポテトスライダー」もその1つです。
アメリカからやってきた「ポテトスライダー」とは?
sliders / stu_spivack
2015年にアメリカからやってきた「ポテトスライダー」はご存知ですか?
名前だけ聞くとポテトフライなのかな?と思いますよね。実はポテトスライダーとは、小さなハンバーガーのことを指します。
スライダーと言う直径6cmほどのミニサイズハンバーガーは、今から80年ほど前にアメリカ発祥の食べ物です。
その可愛らしい見た目と食べやすさから、爆発的に人気商品となり、現在ではホテルやレストラン、バーにファーストフード店など様々な場所で小腹が空いたときに手軽に食べられる軽食として用いられてたり、肉や魚といった多種多様な食材を用いりお酒のおつまみとして提供されています。
2008年にカジノで有名なラスベガスで人気が出たのを皮切りに、アメリカ西部にあるサンフランシスコや北東部に位置するニューヨークでも需要が増大し、イギリスや中国、さらに南アジアのインドなど世界各国で最も注目されている食べ物の1つです。
世界中で大人気のポテトスライダーが、なんと2015年に日本初上陸を果たしたのです。今では東京都にある8店舗で食べることが出来ます。
「ポテトスライダー」が食べられるお店のご紹介
Unmixed – Dark Hot Chocolate – Lindt Cafe, Martin Place / avlxyz
既に日本各地でポテトスライダー人気が浸透してきている中、東京都にある「メゾンカイザーカフェ」や「オッティモキッチン」、「グラスダンス」など8店舗でポテトスライダーを期間限定で味わうことが出来ます。
「メゾンカイザーカフェ」のポテトスライダーは、小さなポテトで具材を挟むのではなく、小さなパンを丁寧に焼き上げ、一口サイズの可愛らしい小さなバンズに新鮮な海鮮類や野菜、厳選されたお肉など様々な食材を挟んでいます。
手間暇をかけて作られている「メゾンカイザーカフェ」のポテトスライダーはコーヒーや紅茶がセットになって1,480円(税込)となっています。なおこれは2015年5月末までの限定となっております。
「オッティモキッチン」は小さなパンケーキにポテトフレークを混ぜ込んだバンズをしようしたスライダーやシュー生地で具材を挟んだスイーツスライダーなど女性向けのポテトスライダーが提供されています。
「グラスダンス」では、お酒に合うようにミラノサラミをポテトワッフルで挟んだポテトワッフルスライダーやマッシュポテトと魚とチップスを挟んだポテトスライダーを夜限定で提供しています。
それぞれ、「オッティモキッチン」は4月5日まで、「グラスダンス」は3月末までの限定となっています。
ポテトスライダーを自宅でも食べたい方にポテトスライダーの作り方をご紹介♪
ではポテトバンズの作り方をご紹介します。
下準備として、ジャガイモ250gに十字の切れ込みを入れて、軽く水に浸し、ラップを空気が入らないように密着させながら包み込みます。
耐熱ボウルにジャガイモを入れて、6分ほど電子レンジで加熱します。上下ひっくり返し、1分間蒸らしていきます。ジャガイモの皮を丁寧に剥き、すり潰していきます。
仕込み水を作るため、ぬるま湯150mlとドライイースト5g、砂糖ひとつまみを軽く混ぜ、10分ほど置きます。
強力粉280gを計量し、ジャガイモをすり潰したものと砂糖30g、塩5g、無塩バター20g、溶いた卵30gをボウルに入れます。
下準備が終わりましたら、早速作っていきましょう♪
①粉の入ったボウルに10分置いた仕込み水を加え、しっかり混ぜ合わせたら、ひとまとめにします。台の上で叩いたり、ねじったり、伸ばしたりしましょう。弾力やツヤが出てきて薄い膜状のものが張り出したと感じたら、丸めます。
②40度で40分間発酵させます。生地が2倍に膨れ上がったら、人差し指を生地に指し、指の形が残るかどうか確認します。ガス抜きをしたら丸め直します。
③ラップで生地を包み込み、乾燥しないように気を付けながら10分寝かせます。
④強力粉を軽く振った台に寝かせた生地を乗せ、30gずつに分けて丸めます。
⑤オーブンシートを天板に敷き、粉を付けた両手で生地を等間隔で並べていきます。並べた生地を平らになるように潰していきます。
⑥40度で30分から35分ほど、ふっくらとしてくるまで発酵させます。
⑦残っている溶き卵に水を少し加え、刷毛で丁寧に生地の表面に塗っていきます。
⑧180度で予熱していたオーブンで15分間焼きます。
具材は魚やお肉、野菜やフルーツなど何を挟んでも美味しく召し上がることが出来ます。家に小さなバンズが余っている場合は、代用することも可能です。
これからお花見や運動会、遠足など様々な行事が執り行われることと思います。是非、ポテトスライダーでみんなを驚かせてみませんか?