しかし、マルチで活躍しているグリーンピースですが、ピーマンやセロリ、ゴーヤと同じく不人気野菜の代表となっており、苦手な方々からは「存在意義が分からない」「味が主張し過ぎ」など不人気となっています。
ですが、グリーンピースには、良質なたんぱく質や糖質をはじめ、各種ビタミン・ミネラル、食物繊維などがバランス良く含まれており、とても栄養価の高い野菜なので、出来れば苦手な方もおいしく食べて頂きたい食材のひとつとなっています。
そこで、今回は嫌われ者のグリーンピースを美味しく茹でる方法と正しい保存方法についてご紹介したいと思います。
グリーンピースの美味しい茹で方
グリーンピースサラダ / hirotomo
えんどう豆のなかでも未熟な豆のことを「グリーンピース (実えんどう)」と言い、缶詰や冷凍野菜として1年中販売されておりますが、新鮮なグリーンピースは春から初夏にかけて出回ります。
特に旬を迎えたグリーンピースは、とっても甘みがあり、風味も格別なので、苦手な方でも比較的美味しく召し上がれるのではないでしょうか。では、旬を迎えたグリーンピースの甘みと風味をキープしたまま美味しく茹でる方法をご紹介します。
材料
・グリーンピース (さや付き):350gほど
・塩:小さじ1杯作り方
①さやから取り出したグリーンピースに塩をまぶします。②鍋に2カップのお湯を入れ、①を入れて2分間茹でます。
③火を止め、粗熱をとります。
ポイント
グリーンピースに塩をまぶす際は、豆1カップ (130g)に対し、塩5gの割合でまぶすのがコツです。火を止めた後、すぐにグリーンピースをお湯から取り出してしまうと、表面がしわだらけになってしまうため、茹で汁のなかでゆっくりと時間をかけて冷ましましょう。
保存方法は?
グリーンピース御飯 / ftomiz
美味しく茹でたグリーンピースを保存する方法ですが、茹で汁ごと密閉容器へ入れて冷蔵庫で保管するのがオススメです。ただし、この方法では最大で5日ほどしか保存することができませんので、1ヶ月間保存したいという方は冷凍保存をオススメします。
茹でたグリーンピースの冷凍保存方法は、
①グリンピースを固めに茹でます。
②粗熱が取れたら水気を切り、フリーザーバッグへ入れます。
③平らになるようにグリーンピースを入れたら、内部の空気をしっかり抜き取って冷凍保存します。
茹でる前のグリンピースを冷凍保存することも可能ですが、茹でてから保存した方が、スが入らないので、必ず茹でてから保存しましょう。冷凍グリンピースを使用する際は、解凍せず直接調理するか茹でてから使用するのがポイントです。
まとめ
今回はグリーンピースの美味しい茹で方と保存方法についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
嫌われ者のグリーンピースですが、鮮度や茹で方、保存方法によって美味しくなりますので、今まで苦手だと避けていた方は、1度旬を迎えた新鮮なグリーンピースを茹でて食べてみてはいかがでしょうか。きっとその甘みと風味の良さに驚かれることでしょう。