2014年にクロナッツというスイーツが流行しました。そして2015年に流行るであろう”ハイブリットスイーツ”がいくつも登場しています。
例えば、クッキーやケーキ、ビスケットの食感や風味が味わえるイギリス発祥のハイブリットスイーツ「ビスキー」やドーナツとマフィンが融合した「ダフィン」、タルトとブラウニーが織りなす絶妙な風味が味わえる「タウニー」などがあります。
その中でも特に注目されているのが、アメリカやカナダで絶大な人気を誇る「ファンネルケーキ」です。
このファンネルケーキとは、いったいどんな食べ物なのでしょうか?
ファンネルケーキとはどんな食べ物なの?
The Best Strawberry Funnel Cake / Clotee Pridgen Allochuku
ファンネルケーキのファンネルとは、お酒や醤油など液体を注ぎ入れるために用いられる漏斗(じょうご)のことを指します。
漏斗に入れられたパン生地をドーナッツなどを揚げる揚げ油の中にぐるぐると円を描くように流し込み、揚げパンケーキを作ります。両面こんがりときつね色になるまで揚げたら完成です。
食感はチュロスやドーナッツのような外はカリカリ、中はしっとりもちもち食感のため、1度食べたら癖になるスイーツです。
生地はドーナッツのような甘みは無く、アメリカやカナダでは粉砂糖をこれでもかというくらいたっぷりまぶして食べるのが一般的です。ですが、中にはオシャレに生クリームやフルーツ、チョコレートソースなどをトッピングすることもあるそうです。
ファンネルケーキの起源と日本で食べることが出来るお店とは?
アメリカやカナダの屋台では、手軽に食べられる定番の揚げスイーツとして様々なテーマパークなどで売られています。
とろとろのパンケーキ生地を漏斗を用いて揚げ油にクルクルと途切れないように円を描いていきます。
食べやすいうえに持ち運びも便利なため、現地の方々の間では小腹が空いたときに手軽に食べられるおやつとしてよく利用されるそうです。
日本でもテーマパークで食べることができ、大阪府にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン内のジュラシック・パーク内のフォッシル・フュエルズで本場のアメリカ気分を味わいながら食べることが出来ます。
また、サンセットヒルズという神奈川県鎌倉市にあるこのお店では、自家製生クリームをたっぷり乗せたファンネルケーキを味わうことが出来ます。
自宅でファンネルケーキを食べたい!
Fair food – Funnel cake / AnaChristina_
もっと気軽にファンネルケーキを食べたいという方は、ご自宅で手作りしてみるのはいかがでしょうか。誰でも簡単にファンネルケーキを作る方法をご紹介します。
材料
・小麦粉150g
・ベーキングパウダー小さじ1
・牛乳150cc
・水50cc
・卵1つ
・揚げ油 適量
・粉砂糖や生クリームなどのトッピングはお好みで用意しましょう。
作り方
①牛乳と卵をまんべんなく混ぜ合わせます。
②小麦粉150gとベーキングパウダー5gを振るいにかけ、①へ加えます。
③生地がトロトロな状態になるまで水を加えます。入れ過ぎると1筆書きのドーナッツが作れないので少しずつ様子を見ながら水を加えましょう。
④3cmほど注いだ揚げ油を180度まで熱し、漏斗に生地を入れたらぐるぐると円を描くように油に入れていきます。
⑤両面こんがりキツネ色になるまで揚げ、中までしっかり火が通ったら油から上げます。
⑥お皿に乗せ、粉砂糖や生クリームなどのトッピングを乗せて完成です。
最低でも粉砂糖は用意した方が良いでしょう。
ファンネルケーキにアイスクリームやメープルシロップなどをかけて召し上がるのもオススメです。
気軽に食べれてしかも量産出来るため、お友達が訪ねてきたときや子供のおやつにも最適です。まだ食べたことがない方は、1度食べてみてください。きっとその魅力に取りつかれることと思います。