2月3日は節分の日です。
節分と言えば、豆まきや柊鰯が有名ですが、恵方巻も忘れてはいけません!
ですが、恵方巻の具材といえば、かんぴょうや桜でんぶ、厚焼き玉子に椎茸、おぼろなどが定番となっており、子どもたちからは、やや不人気となっています。
そんな恵方巻をヘルシーなレタスを中心に相性の良い具材を詰め合わせて「サラダ巻き」にアレンジしてしまうのはいかがでしょうか♪
今回は節分の日にオススメしたいサラダ巻きのおいしい作り方と正しい巻き方&子どもたちから人気の具材をご紹介したいと思います。
サラダ巻きのおいしい作り方と正しい巻き方
Sushi Salad roll(サラダ巻き寿司) / niconico0
今でヘルシーな巻き寿司の定番として女性や子どもたちから人気の高い「サラダ巻き」ですが、実は宮崎県発祥だということをご存知でしたか?
昭和41年に村岡正二氏と平尾昌晃氏は「おいしく野菜が食べられるヘルシーなお寿司を作ろう」と考え、試行錯誤の末に誕生したのが「レタス巻き」という巻き寿司です。
レタス巻きには、レタスに海老を加え、マヨネーズソースをかけた斬新なお寿司だったため、当時はなかなか売れなかったそうです。
ですが、およそ40年という長い歳月をかけてレタス巻きもゆっくりと進化を始め、現在では様々な野菜や具材をプラスしたサラダ巻きや海外で大流行中のロール巻きとなり、現在に至ります。
サラダ巻きは2人の男性が偶然話していた会話の中で誕生したレタス巻きの進化系だったのですね!
そんなサラダ巻きですが、実は中巻きと呼ばれるジャンルの巻き寿司だということはご存知でしたか?
恵方巻として作られている太巻きは、全型海苔を使い、具材に厚焼き玉子やかんぴょう、椎茸、キュウリなどを芯にして巻き込んで作られていますが、中巻きは太巻きを食べやすいサイズにしたものであり、食べやすいサイズにカットして食べるのが一般的となっています。
では、サラダ巻きのおいしい作り方と正しい巻き方をご紹介します。
サラダ巻きは中巻き寿司ですので、海苔は全型を使用し、細巻の2倍から3倍の寿司飯を使って巻いてゆきます。ですが、現在では細巻用の海苔を縦にし、寿司飯も細巻と同じ量を使って巻き込むのが一般的となっています。
サラダ巻きの作り方のポイント
・サラダ巻きに使用するお米は炊く30分から1時間前には研いでおくこと。
・米の水加減は同量もしくは1.1倍が基本。
・合わせ酢はご飯が炊ける前に準備しておくこと。
お米の水加減ですが、お米の乾燥度合いによって同量または1.1倍のどちらかを選択するようにしましょう。
また、お米を炊く際は、お酒少量とだし昆布を加えて30分間放置してから炊くとより一層美味しく炊けます。ですが、出汁こんぶは沸騰寸前に引き上げるのが基本となっており、圧力釜などでご飯を炊く場合は、事前に作っておいた昆布だし汁で炊くと良いでしょう。
合わせ酢の作り方は、お米4カップに対し、酢カップ1/2杯、砂糖大さじ4杯、食塩小さじ1杯が一般的ですが、使用する具材によって砂糖を控えたり、地域によって塩梅が異なるため、事前に旦那さんの好みの味を聞いておくと良いでしょう。
合わせ酢は、材料を全て合わせてから火にかけ、ほんのりと温めて砂糖を溶かします。お寿司を作る際は、穀物酢や米酢を用意しておくとおいしく作ることができます。
サラダ巻きの作り方
では、作り方をご紹介します。
1.ご飯を炊いている間に寿司酢を作っておきます。
2.寿司酢をご飯に混ぜて酢飯を作ります。
3.海苔をコンロの直火で軽くあぶり、巻き簀を広げて海苔を乗せ、サラダ巻きは中巻きなので150gの酢飯を乗せます。
4.海苔の手前1cmと反対側2cmほどは隙間を開けておくとキレイに巻けるのでご飯を敷き詰めないようにしましょう。
5.酢飯は水100ccに小さじ1杯のお酢を加えた酢水を用意しておき、指で酢飯を均一の暑さになるように伸ばして乗せてゆきます。
6.左右の端までびっちり酢飯を伸ばし乗せたら、具材を乗せます。
7.具材は中央よりやや下側(手前)に乗せるようにし、手前から巻き簀ごと折り上げ、具材がずれないように指で押さえながら巻いてゆきます。
8.酢飯が少し見えるくらいに巻くのがポイントです。また、ギュッと力を込めて巻いてしまうとふわふわのお米が台無しになってしまうので、ほどよい力で巻くようにしましょう。
もし、両サイドから酢飯がはみ出している場合は濡れた布巾で押さえてかたちを整えましょう。
9.巻き終ったら巻き簀をすぐに外さず、そのままの状態で2分間待ち、海苔とご飯を落ち着かせれば完成です。
サラダ巻きを巻く際、巻き簀を使用しますが、巻き簀の表は平らな面を上にして巻くのが一般的なのですが、丸みを帯びた面を上にしても問題はありませんのでご安心ください。
子どもたちから人気のサラダ巻きの具材とは?
Fresh Tuna Sushi – Satsuki – AUD3 / avlxyz
サラダ巻きの具材ですが、特にこれを入れなければいけないというものが無いため、基本的にはアレンジし放題です。
ですが、1年に1度の節分の日ですから子どもたちが喜ぶ具材を用意してみてはいかがでしょうか。
子どもたちから人気の具材は、ツナ・サーモン・肉そぼろ・きゅうり・焼き肉・カニカマ・納豆などです。
特にツナはレタスやキュウリなどの野菜と相性抜群ですのでオススメです。同じく、カニカマもサラダ巻きには欠かせない彩りとして人気があります。
焼き肉はレタスを巻いて食べる方も多いので、焼き肉+レタス+キムチを組み合わせて韓国風サラダ巻きにしても良いかもしれませんね♪
2016年の恵方は南南東です。
今年の節分は子どもたちが喜ぶ絶品サラダ巻きを用意し、最高の節分の日を迎えてみてはいかがでしょうか♪