今回は、そんなカリフラワーとブロッコリーの、特に栄養面での違いについて、詳しくご紹介していきます!
カリフラワーとブロッコリーの違いは?
ブロッコリーだけじゃなくて、カリフラワーも取り放題とか最高かよ。 #痩せるんや / TAKA@P.P.R.S
食卓に出てくる頻度でいえば、ブロッコリーの方が上でしょうか。カリフラワーにはなかなか手を出せなくて…、という人もいるかもしれないですね。
カリフラワーの方が蕾が密集していて、口の中に入れたときの食感は存在感が強いです。どちらも茹でるだけで美味しいので、気軽にサラダなんてどうでしょう♪
…と、少し本題から逸れましたが、ここから、2つの違いについてお話ししていきます!
①ブロッコリーのβカロテン!
まず、
ブロッコリー=緑黄色野菜
カリフラワー=淡色野菜
となります。
野菜をこの2つの種類に分けるときには、βカロテンをたくさん含んでいるかどうかによって決まります。緑黄色野菜のブロッコリーには、βカロテンが豊富に含まれています。
βカロテンは、体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは、肌や髪、爪を綺麗に保つために必要で、美容と健康のためには欠かせないビタミンと言っていいでしょう。
また、ビタミンAは、抗酸化作用のある栄養成分で、紫外線やストレスによって発生した過剰な活性酸素によって起こる身体の酸化を防ぐ働きをします。身体の酸化は、老化を意味します。
身体の酸化が進んでいくと、動脈硬化や心筋梗塞などの病気の原因にもなってきます。また、シミやしわの原因にもなります。聞いているだけで恐ろしいです…
身体の酸化による、このような事態を防ぐ効果を発揮するのがβカロテン、というわけです。
なんと、ブロッコリーは、カリフラワーの50倍の量のβカロテンを含んでいるそうです。
ちなみに、緑黄色野菜が良い!というように読めてしまうかもしれませんが、淡色野菜はたくさんの量を食べることができる野菜が多いので、食物繊維を摂るのに良い、という良いところがありますよ。
②ブロッコリーの葉酸
ブロッコリーには、葉酸も含まれています。葉酸は、妊娠中の女性が特に必要な栄養分ですね。タンパク質や細胞の生産や再生を助ける働きがあるそうです。
赤ちゃんの新しい細胞が作り出されるときに必要、ということで大切な栄養分なのですね。また、ビタミンB12と一緒になって、血液を作る働きもあります。
③カリフラワーのビタミンC
ブロッコリーとカリフラワー、どちらもビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミンCは、熱に弱いビタミンなのですが、カリフラワーのビタミンCは、加熱によって壊れにくい、という特徴があります。
カリフラワーを食べる時には茹でて食べることが多いかと思うので、これは嬉しい情報ですね。「畑のレモン」という名前があるとか、ないとか。
ビタミンCは美容のビタミンとしてよく知られていますよね。コラーゲンの生成に必要なビタミンで、肌の健康を保ちます。
免疫力を高める効果もあって、風邪予防にも効果があります。
④カリフラワーのカリウム
カリウムには、身体の中でナトリウムとバランスを取って、摂り過ぎたナトリウムの排出を促してくれる働きがあり、高血圧の予防になります。
また、利尿作用もあるので、むくみの解消にもつながりますよ。
まとめ
以上、カリフラワーとブロッコリーの栄養面での違いについてご紹介しました。
☆ブロッコリーは、βカロテン(ビタミンA)と葉酸!
☆カリフラワーは、ビタミンCとカリウム!
どちらも身体の健康や美容には欠かせない栄養が含まれているということがわかりましたね!