マンゴーといえば果物の女王といわれ、とろける果肉と濃厚な甘み!芳醇な香りもたまりませんね。
安価な外国産のマンゴーはスーパーでも多く出回り、日常的に目にしますが、国産のマンゴーとなるとかなりお値段が張るのでなかなか手が出せませんね・・・
でも、同じマンゴーなのに何がそんな違うのでしょう?!
今回はそんな国産と輸入のマンゴーの違いについてみていきましょう。
マンゴーの主な産地と旬
マンゴー / yuko_ppp2501
南国フルーツの代表ともいえるマンゴー。
おもな生産地はメキシコやタイ、フィリピンなどで、国内では沖縄と宮崎で栽培が盛んにおこなわれていますが、最近では北海道でもハウス栽培がおこなわれ話題になっています。
国産マンゴーは4月~8月頃に収穫を迎えますが、一番おいしいのは5月中旬~下旬頃になります。
国産マンゴーのおいしい魅力
なぜ国産のマンゴーはこんなにも高いのでしょう??
それはマンゴーの栽培方法と収穫方法にあります。
マンゴーの花粉は水に弱いため、ビニールハウスが必要になります。
外国では乾季と雨季があり、乾季の間に花が咲き受粉してしまうので露地で栽培が可能なのです。
マンゴーの木の枝を1本1本ひもで引っ張り、一つ一つネットで受け止めます。
もともとは10mにもなる大きな木。とても大変な作業ですよね。
国産マンゴーがおいしい理由
それは収穫方法にあります!!
国産のマンゴーは完熟すると自然に枝からぽろっと落ちます。
それをネットで受け止めているのです。
この収穫のタイミングが一番おいしい時期で、輸入のマンゴーはまだ熟さないうちに収穫して運ばなければならないため、ほんとうにおいしい完熟マンゴーは国産のものでしか味わえないのです!!
また外国産のマンゴーは肉質が粗いうえ、繊維質が多くすじもかたいので舌触りが良いとはいえません。
国産のマンゴーは肉質も非常にやわらかいのでとろけるような触感を味わうことができるのです。
おいしいマンゴーの選び方
国産マンゴーはどれもおいしいとわかっていても選ぶときには迷いますよね。
選ぶポイントは、
・ずっしりと重みがあるもの
・つやがあり色が鮮やかなもの
・ふっくらとした形のもの
・しわや黒い斑点がないもの
・さわってぶよぶよしていないもの
を参考にしてみてください。
マンゴーの保存方法
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果肉が硬い場合は常温の涼しい場所で追熟させます。7℃以下になると低温障害を起こすので注意が必要です。
甘い香りが強くなり、軽く押してやわらかく感じたら食べごろです。
完熟したものは袋に入れて野菜室で保存できますが、食べる2~3時間前に冷やして食べるのが理想的なので、買った時点で完熟している場合はすぐに食べましょう。
国産マンゴーに敵うものはない!!
国産のマンゴーは高価でなかなか食べる機会はありませんが、輸入物とくらべるとびっくりするくらいの差があるのですね!
冷凍のマンゴーも同じく完熟する前に収穫されたものですので、国産のマンゴーを食べたことがない方はこの機会に思い切って食べてみては?!
とろける触感と甘い果肉に感動すること間違いなしです!