そんなホームベーカリーですが、久々に食パンを作ろうとすると、膨らみが悪く、レシピ本に載っているような“ふわふわ”な食パンにならないというクチコミをよく見かけます。
そこで、今回はホームベーカリーで食パンが“ふわふわ”に膨らまない場合の注意点をご紹介します。
ホームベーカリーで食パン作りが失敗してしまう理由とは?
ホームベーカリー / Lucy Takakura
ホームベーカリーでパン屋さんのようなふわふわな食パンを作りたい場合、
・温度
・湿度
・材料
・予約時間
この4つの要素がとても重要となります。
そのため、ホームベーカリーの説明書や使い方ガイドなどにも、はっきりと「パンの出来上がりは毎回変わります」という注意書きが記されています。
以前は成功したのに、今回は失敗してしまったという方は、成功したときの季節や気温、どんな材料を使ったのかなどを思い出すことで食パン作りが成功しやすくなりますよ。
ふわふわな食パンを作るコツ!
ホームベーカリー / Lucy Takakura
ふわふわな食パンを作るのに成功したときと同じ環境や材料で作ったのに失敗してしまったという方は、もしかしたら、他に原因がある可能性があります。
パンの膨らみが悪い、上の部分が平たくなってしまう原因
・小麦粉やイーストなどの材料が古い。
・強力粉以外の粉を使っている。
・国産の小麦粉を使っている。
・使用する水の量が多すぎる。
・小麦粉の量が少なすぎる。
・グルテンフリーのパン (米粉パン)を作ろうとした。
・室温が10度以下の環境で作っている。
・合成甘味料を使用した。
小麦粉やイーストは新しいものを使うようにし、開封後は1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。
国産の小麦粉で作りたいという方も多いと思いますが、ホームベーカリーで食パンを作るならば、小麦粉に含まれるたんぱく質の含有量が100gあたり11.5gから13g含まれているものを選択するのが、ふっくらとした食パンを作るコツとなります。国産の小麦粉はたんぱく質の含有量が少ないため、あまりオススメできません。
全く膨らまない原因
・イーストを入れ忘れてしまった。
・撹拌用の羽を付け忘れてしまった。
うっかり屋な主婦の方がやってしまう失敗談として、イーストの入れ忘れや撹拌用の羽の付け忘れが挙げられます。
もし、イーストも入れて、撹拌用の羽もしっかり付けているのに食パンが膨らまないという場合は、基本の分量から水だけ10%減らして焼くと成功しやすくなりますので、なかなかふわふわな食パンが作れないというときは、この方法を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回ご紹介させて頂いたのは、あくまでホームベーカリーで食パンを作る際に膨らまない主な原因ですので、これらの改善策を取っても膨らまない場合もございます。
ホームベーカリーでふわふわな食パンを作るためには、「温度」「湿度」「材料」「予約時間」の4つに注意し、おいしい手作りパンを囲んで、家族や恋人、お友だちと楽しいひとときをお過ごしください。