しかし、この置き換えダイエットには1つ問題点があり、選んだ食材や食品によって腹持ちが大きく異なるため、いかに空腹感に耐えることができるのかがダイエット成功へのカギとなっています。
さて、置き換えダイエットが成功しやすい食材や食品として、そば・うどん・さつまいも・甘酒・餃子・オートミールなどが挙げられますが、最も成功しやすい食べ物は「グリーンスムージー」だと言われています。
ただ、グリーンスムージーは意外とコストがかかるため、出来ればもう少し低コストでチャレンジしたいと思っている女性も多いと思います。
そんなあなたにオススメなのが「青汁」です。
メーカーによって異なりますが、グリーンスムージーは1杯およそ22.86kcalなのに対し、青汁は1杯およそ30kcalほどですので、グリーンスムージーよりもさらに低カロリーな食品であるため、短期間で結果を出したいという女性にはオススメです。
ですが、気になるのが青汁の置き換えダイエットの効果です。
グリーンスムージーの置き換えダイエットは、モデルの山田優さんやダレノガレ明美さんといった女性芸能人の方々が既に実践されており、その効果はお墨付きなのですが、青汁の置き換えダイエットの効果に関してはあまり情報がありません。
そこで、今回は青汁の置き換えダイエットの効果についてご説明します。
青汁の置き換えダイエットの効果について
aojil / keepon
置き換えダイエットに青汁がオススメな理由は、1食あたりのカロリーがグリーンスムージーと比べてカロリーも価格も低いというほかに、「栄養価の高さ」と「使用されている食材によって得られる効果が異なる」という2点です。
栄養価の高さ
青汁もグリーンスムージーも非常に栄養価の高い食品なのですが、「とにかく低カロリーな食べ物が良い!」という女性は、グリーンスムージーよりも1食分のカロリーが低い青汁がオススメです。青汁には、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富に含まれており、ダイエット中の不足しがちな栄養素を補うことができます。
また、これらの栄養素が不足してしまうと、脂肪が燃焼しにくくなり、痩せにくい体質となってしまうため、ダイエットが失敗しやすくなってしまいます。
青汁には、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれており、しかも原材料にケールや大麦若葉、明日葉といった葉物野菜がたっぷり使用されているため、身体に脂肪が蓄積されるのを防ぐと同時に、美肌・美白効果や胃腸の消化を促進させる効能を得ることができるため、健康的にダイエットを行うことができます。
使用されている食材によって得られる効果が異なる
青汁の主な原材料といえば、ケール・大麦若葉・明日葉などの葉物野菜が挙げられますが、青汁を用いた置き換えダイエットを成功させたいときは、明日葉がたっぷり使用された青汁がオススメです。
明日葉は、ケールや大麦若葉と比べると、栄養価が高いにも関わらずカロリーがとっても低いのが特徴です。
さらに、明日葉のみに含有されている“黄金のポリフェノール”こと「カルコン」には、内臓脂肪を減少させる作用・冷え性の改善・セルライト解消などダイエットをサポートする効果や効能が備わっており、健康的にダイエットを行うことが可能となっています。
ただ、明日葉の青汁は苦みがあるため、苦いものが苦手な女性や初めて青汁を飲むという方には、あまりオススメできません。その場合は、牛乳などを加えて飲みやすくする、もしくは、苦みや青臭さを感じにくく抹茶のような風味を持つクセの少ない大麦若葉の青汁から慣れてゆくのがオススメです。
青汁の置き換えダイエットを成功させる秘訣!
青汁三昧_003 / TAKA@P.P.R.S
青汁の置き換えダイエットを成功させる秘訣は、1日3食のうちどの1食を置き換えるのかがポイントになります。
一般的な置き換えダイエットの場合、夕食を置き換えるのが成功する秘訣とされていますが、朝食を抜く習慣のある女性や軽めの朝食を摂るという方にはオススメできません。
また、青汁は腹持ちの良い食品ではありませんので、置き換えダイエットに慣れていない方が夕食を青汁に置き換えてしまうと、夜急激な空腹感に襲われ、質の良い睡眠をとることができない可能性があります。
青汁の置き換えダイエットに初挑戦される女性は、まず朝食を青汁に置き換えて身体を慣らしてゆくところから始め、しばらくしたら昼食と置き換えるようにしましょう。
夕食と置き換えるときは、予定の無い週末やいつもより早く就寝することができる日などに行うようにし、翌朝の朝食は栄養満点のごはんをしっかり食べて栄養不足にならないように心掛けましょう。
まとめ
今回は青汁の置き換えダイエットについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
1点注意しなければならないのは、いくら青汁が栄養価の高い食品だといっても万能な栄養食品では無いということです。青汁さえ飲んでいれば1日に必要な栄養素が補えるというわけではありませんので、1日3食のうち2食は栄養バランスの整った食事を必ず摂取するようにしましょう。