せっかく旅行で伊勢海老を食べるなら、旬のおいしい時期に食べたいところ。今回は、そんな伊勢海老の旬の時期や、伊勢海老を使った料理のご紹介をしていきます。
伊勢海老の旬
伊勢海老料理 – 中納言 神戸ハーバーランド店。 / Webryone
伊勢海老は、太平洋の浅い海で生活しています。5月~8月の間は産卵期で、この時期に伊勢海老を獲ることは禁止されているんです。
伊勢海老漁では、各地域によって解禁日が決められていて、全国で統一されていません。なので、場所によって他の地域よりも一足先に伊勢海老を楽しめる地域もあります。
各地域の漁解禁日は、
◎千葉県⇒8月初旬
全国1位の漁獲量を誇るのが千葉県です。他の地域よりも早く、8月の初旬に解禁日を迎えます。千葉県で獲れる伊勢海老は、品質も良いと評判です。
◎鹿児島・熊本・長崎⇒8月下旬
◎大分・宮崎⇒9月
次に解禁日を迎えるのは九州の鹿児島、熊本、長崎の3県です。続いて大分、宮崎の2県が9月1日に解禁日を迎えます。大分県佐伯市から宮崎県延岡市にかけて続く東九州伊勢えび街道は有名ですね。
◎三重・和歌山⇒10月
解禁日は他の県よりも遅く、厳しい規制がされている三重と和歌山ですが、漁獲量はそれぞれ全国で2位・3位です。千葉県に続いて漁獲量が多いんですね。
この地域では、古くから伊勢海老漁が盛んでした。伊勢湾や志摩半島で多く漁獲されていたことから伊勢海老の名前がついたと言われています。
早いところでは8月下旬の夏の暑い時期から漁獲の解禁日を迎えていく伊勢海老ですが、美味しさの旬はというと、10月から1月の寒い時期です。
海水の温度が下がり、海が荒れる時期が伊勢海老が一番美味しく旬の時期です。なので、美味しい伊勢海老を食べたいのであれば、この時期に旅行を計画するとよさそうです。
伊勢海老を使った料理
正月伊勢海老 / Norisa1
“伊勢海老を満喫できるプラン”から宿探しができるように、伊勢海老を目当てに旅行を立てる人は多いのですね。
それだけ、伊勢海老を楽しみにしている人がいるということですよね!そんな伊勢海老ですが、美味しい食べ方もいろいろです。
①お刺身
新鮮で活きの良い伊勢海老の食べ方と言えば、やっぱりお刺身ですね。甘くて美味しい伊勢海老、まずはお刺身でどうぞ。いくつになってもお刺身は豪華で贅沢に感じる食べ方です。
②直火焼き
“残酷焼き”という名前もついている食べ方で、伊勢海老を網の上で丸ごと焼いて食べます。食べるときは、豪快にそのまま食べます◎
お刺身も美味しいですが、この食べ方も間違いないですね。アワビや牡蠣の他の海鮮と一緒に食べてみたいです。
③お味噌汁
お味噌汁に伊勢海老をどーんと入れて作ったお味噌汁もたまらないです!写真を見ているだけでお腹が空きます…。伊勢海老の出汁がしっかり出ていて、美味しいですよ。
④しゃぶしゃぶ
伊勢海老のしゃぶしゃぶは、身が少しふんわりと広がってきたころが食べ頃です。鍋から上げて、プリップリの伊勢海老をまるごとどうぞ!
伊勢海老は、しゃぶしゃぶすると甘みやプリッとした食感が増して、伊勢海老の美味しさが引き出されるんですよ♪
まとめ
以上、伊勢海老の旬の時期や、伊勢海老を使った料理についてご紹介しました。
伊勢海老が美味しい季節は、10月から1月の寒い時期でした。高級品で普段はなかなか手が出ない伊勢海老ですが、旅行中は思い切って贅沢に過ごしてもらいたいです!
食べないと伊勢海老の美味しさもわからないことですし…是非いろいろな伊勢海老を楽しんできてくださいね!