ふきのイメージってどういうものでしょう?
お弁当の歌にできますよね。「筋のとおったふ~き」。筋っぽい?あまりポピュラーではない食べ物でしょうか?私には???のふきのお話です。
ふきとは?
立派なふき / sawamur
旬は春から夏の日本原産の山菜であります。自生しているのはほとんどなく、現在市場に出回っているのは栽培された品種です。
ふきのつぼみは、「ふきのとう」と呼ばれ天ぷらや煮物、ふきのとう味噌に調理して食べられます。
他には、葉柄と呼ばれる茎のような部分を食します。おもに煮物や炒め物にしたり、つくだ煮「きゃらぶき」にしたりして食べます。
美味しいふきの見分け方ですが、葉がついていたら鮮やかな緑色、葉柄は黄緑色で明るいものを選ぶようにしましょう。
また、葉柄元が赤くなっていないもの、色が鮮やかでつやがよいもの、しおれていなものを選ぶと良いと思います。
下処理しましょう
①ふきを洗って鍋の大きさに切り、まな板に並べて塩をふり、手で転がしてしばらく置きます。
②塩が自然に溶けたら、沸騰したたっぷりのお湯で色が鮮やかになるまで茹でます。
③色が鮮やかになったら、すぐに取出し冷たい水につけます。
④ふきが冷めてから、皮を水中でむき、20分ほど水につけあくを抜きます。
⑤この手順で下処理完了です。
ふきは、セロリのように筋が多いので、筋を取る必要があります。あくが強いので、下処理をせず生のまま筋を取ると指先が黒くなります。
ふきレシピ(春の炊き込みご飯)
炊き込みご飯 / shokai
材料(4人分)
米:4合
たけのこ:200g
ふき:3本
油揚げ:1枚
しょうゆ:300cc
酒:150cc
みりん:150cc
こんぶだし:大さじ1
作り方
①米は洗って、ざるにあげておきます。
②油揚げは、熱湯をかけて油抜きし食べやすい大きさに切ります。
③たけのこ、ふきも食べやすい大きさに切ります。
④たけのこ、ふき、油揚げを調味液に20分つけておきます。
⑤炊飯器に米とした味をつけた材料をいれ、炊飯器の目盛りに合わせて水を加え、炊き上げます。
⑥炊き上がったら、底からよく混ぜ器に盛り付けて召し上がれ。
春いっぱいの炊き込みご飯、ぜひお試しあれ。