甘酒の栄養価とカロリーとは?美容と健康維持に期待大!

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甘酒の栄養価とカロリーとは?美容と健康維持に期待大!六国史の1つである『日本書紀』にも登場する天甜酒(あまのたむざけ)は、甘酸っぱくてドロッとしたアルコール度数の低い飲み物だそうで、甘酒のルーツではないかと言われています。

今まで私たちは甘酒と聞くと冬に飲む物という印象がありましたが、実際は夏の飲み物であり、江戸時代では「金持ちは鰻、庶民は甘酒」と言われ、うだる暑さから身体を守るために甘酒を飲んで夏バテ予防を行っていたと言われています。

では、なぜ甘酒=冬とういうイメージが定着してしまったのでしょうか。

甘酒を飲むと身体の芯からポカポカと温まるため、二十四節気の1つである大寒の際に、寒さを乗り越えるために飲まれたのが始まりではないかと言われています。また、甘酒の減量となる酒粕が冬に出回るため、酒粕を用いた甘酒が飲まれるようになったのも1つの理由として挙げられています。

古くから日本人の健康を支えてきた甘酒ですが、近年様々な研究機関によって甘酒に秘められた優れた効果及び効能が明らかにされており、今では健康や美容維持に絶大な効果を発揮するということで、世界各国から注目を集めている飲み物となっています。

では、甘酒にはいったいどのような効果・効能があるのか、カロリーは高いのかなどをご紹介したいと思います。

甘酒の優れた健康&美容効果について



休肝日。甘酒 / naka_hide

甘酒には、酒粕から作られる甘酒米麹から作られる甘酒の2種類存在します。

一般的に目にする甘酒の多くは酒粕に砂糖を加えて作られているため、カロリーも高いうえ、アルコール分も含まれているのでダイエット中の方や妊娠・授乳中の女性、小さなお子様は摂取するのを控えた方が良いでしょう。

一方、米麹から作られた甘酒は、お米に米麹を加えて作られているため、砂糖を加えなくても麹菌の働きによってお米本来の甘みや旨味が溢れ出すため、小さなお子様や妊娠・授乳中の女性でも安心して飲用することが可能です。

また、米麹から作られる甘酒には、ブドウ糖やビタミンB郡、アミノ酸などが豊富に含まれているため、別名「飲む点滴」と呼ばれています。なぜ、飲む点滴と呼ばれるようになったかと言いますと、なんと病院で打つ点滴の成分とほぼ同じだからです。


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米麹から作られる甘酒の主な効果・効能

米麹から作られる甘酒の主な効果・効能は以下の通りです。

疲労回復効果


古くから夏バテ予防として飲用されてきた米麹から作られる甘酒は、滋養強壮飲料として古くから愛飲されています。

甘酒に含有されているブドウ糖やビタミンB郡には疲労回復を促す効果があり、さらに食欲不振や倦怠感といった夏バテの症状を改善する働きもあり、甘酒に含まれるオリゴ糖や食物繊維によって腸内の善玉菌が元気になり、免疫力を向上させてくれるため、健康な体作りを行うことが出来ます。

美肌効果


米麹に含まれるコウジ酸には、シミやそばかすの要因となるメラニンの生成を抑制さえる働きがあります。

また、ビタミンB2などのビタミンB郡には肌細胞を活発にさせる効果があるため、ターンオーバーを促進させ、美肌作りに最適です。他にも必須アミノ酸の作用によってお肌の乾燥を予防することも出来ますので、別名「飲む美容液」とも呼ばれています。

ダイエット


甘酒にはブドウ糖が20%ほど含有されています。ブドウ糖は血糖値を急激に上昇させる働きがあるため、満腹感が得やすくなり、食事の量を減少させることが出来ます。

そのため、ダイエットサポート飲料として食べ過ぎや飲み過ぎを防ぐことが出来ます。しかし、甘酒は100gあたり81kcalありますので、お腹が空いたからと言って大量に摂取し過ぎてしまうとカロリーオーバーになる可能性があります。摂取の際はご注意ください。

便秘改善


甘酒には、オリゴ糖や食物繊維といった腸内環境を正常に保つ成分が豊富に含まれています。そのため、辛い便秘で悩んでいる方や腸の調子が思わしくない方にはオススメのドリンクです。

特に米麹から作られた甘酒はお通じ改善に効果がありますので、オススメです。

酒粕から作られる甘酒は?



甘酒 / ehnmark

では、酒粕から作られた甘酒は身体に良くないのかというとそうではありません。

酒粕から作られる甘酒にも優れた効果や効能はあるのです。

酒粕には、悪玉コレステロールを退治する成分が含まれており、コレステロール値を降下させ正常に保つことが出来ます。

酒粕には膵臓のランゲルハンス島のB細胞から分泌されるインスリンと同様の成分が含有されているため糖尿病などの疾患に効果が期待されています。

また、善玉コレステロールを増加させる働きもあるので、生活習慣病が気がかりな方は酒粕から作られる甘酒がオススメです。

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温かい食べ物(小)


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  • 2015 11.02
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