特にお父さんやお母さんが不安に感じているのが「食事」です。
一人暮らしを始めると、限られたお金のなかでやりくりする必要があるため、自炊をすることがとても重要になるのですが、仕事や付き合いなどで帰宅時間が遅くなったり、自分で食べる分だけ料理を作るのが面倒などという理由から、コンビニやファーストフードばかりに頼るようになり、予想以上に食費にお金が掛かってしまったり、野菜不足が原因で身体を壊すなど、お父さんやお母さんの不安が的中してしまうというケースも少なくありません。
そこで、今回は一人暮らしの野菜不足を解消するための方法をご紹介します。
一人暮らしの野菜不足を解消する5つの方法
Vegetables. 野菜 / T.Kiya
一人暮らしで野菜不足にならない方法として、
・野菜ジュースを飲む
・コンビニやスーパーでサラダを購入する
・野菜をたくさん購入して「カット野菜」を作る
・お味噌汁を毎日飲む
・サプリメントや健康食品に頼る
などが挙げられますが、個人的に最もオススメなのが「お味噌汁を毎日飲む」です。
なぜ、お味噌汁を毎日飲むことが野菜不足解消に繋がるのかと言いますと、野菜ジュースの大半が濃縮還元製法で製造されているため、野菜本来の栄養素を摂取することができません。
また、コンビニやスーパーでサラダには、野菜の酸化などを防ぐために添加物が使用されていることもありますし、野菜をたくさん購入してカット野菜を自分で作っても1週間以内に使い切ることが出来なければ意味がありませんし、たとえ冷凍保存したとしても冷凍したことを忘れてしまっては意味がありません。
なので、一人暮らしの野菜不足を解消する最もオススメの方法が「お味噌汁」となるのです。
お味噌汁で野菜不足を解消する場合、とにかくたくさんの具材を使用することです。
味噌はジャパニーズ・スーパーフードとして、世界中から注目を集めている発酵食品であり、栄養価も高く健康と美容維持にも効果的ですし、肉・魚・野菜などどんな食材を入れても美味しいお味噌汁が完成しますので、今日は何を入れようかなと考えるだけでもワクワクします。
ただし、「ネギ×わかめ」や「ワカメ×ほうれん草」など相性の悪い食材をお味噌汁の具材として使用するのは避けるようにしましょう。
料理が苦手にオススメの野菜不足解消法!
野菜 / yto
一人暮らしを始めたものの、今まで料理をした経験が一切無いため、お味噌汁を作ることが出来ないという方は、自炊の練習をしながら「青汁」を飲むのがオススメです。
自炊が出来ない場合、外食やスーパーやデパートなどで出来合いのお惣菜を購入するか、インスタント食品や主食系の食べ物で食事を済ませることが多いと思います。しかし、これらの食事には添加物が豊富に使用されており、いくら野菜たっぷりの料理を食べたところで野菜不足を改善することが出来ません。
なので、自炊が出来るようになるまで、炭水化物の摂取量に気を付けながら外食や出来合いのお惣菜に頼り、野菜の栄養がたっぷり含まれている青汁を1日に400ml飲むようにしましょう。このとき、大麦若葉や明日葉などを原材料とする青汁ではなく、「緑黄色野菜の王様」と称される“ケール”を原材料とする青汁を飲むのがポイントです。
あくまで自炊が出来るようになるまでの応急措置ですので、長期間この生活を続けないようにご注意ください。
まとめ
今回は一人暮らしの野菜不足を解消するための方法をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
野菜不足を解消するためには、1日に350gの野菜を食べなければならないのですが、うち緑黄色野菜が120g、その他の野菜が230gとなっており、野菜ならば何を食べても良いというわけではありません。
一人暮らしで料理が得意な方は、いま食べている野菜が緑黄色野菜なのかその他の野菜なのかを考えながら食べるようにし、料理が苦手な方は、青汁を飲みながらサラダやお味噌汁など簡単な料理から自炊を始め、お父さんやお母さんを安心させてあげましょう。