そんな、夏にもってこいのスイカの食べやすくて美味しい切り方をご紹介します。
スイカの種が取りやすい切り方とは?
スイカ / yosshi
スイカを食べるときのちょっとした悩みと言えば「種」ですよね。中の方にある種をほじくり出したり、種ごと口に入れてしまって、出すのが恥ずかしい…と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私なんかは、恥ずかしがり屋の小学生時代を過ごしまして、給食でスイカが出たときには口に残った種を出すのに苦労していた思い出があります・・・。そのちょっとした悩みを解消すべく、種を取りやすくするためのスイカの切り方をご説明します。
まず、
①スイカを横から半分に切ります。
一般的な切り方だと、ヘタを真ん中の基準にして、縦に切りがちですが、是非、横から切ってください。ここで、切った断面をよく見てもらうとわかると思うのですが、スイカの中心から薄い線が3本入っています。
その線を見つけたら、
②線に沿って3等分に切り分けます。
③種に沿ってさらに3等分に切ります。
以上になります!数としては、全部で12等分に切ることになります。今ご紹介したようにスイカを切ると、表面に並んでいる種を取り除けば、中には種がありません!
その理由なのですが、まずはスイカの構造から説明したいと思います。
スイカの種の並び方って?
スイカ / akira yamada
スイカの種の並び方には規則性があり、栄養を届ける「維管束」という管の先にVの字に並んでいます。さっきご紹介した①のときに切り込む基準にした薄い線、これが維管束です。
この3本の線の先が2本に分かれていて、さらにその先からVの字に種が並ぶので、種の列が全部で12列になるのです。Vの字の種の列に合わせて切ることで、表面だけに種が並んでいて種がとりやすくなる、というワケです。
中には列をはみ出す種もあるようですが、その時はその間を切るといいでしょう。しかも、この切り方は、種が取りやすいというだけではなく、美味しさを平等に切り分けることができる切り方なのです!
スイカの美味しい切り方は?
入善スイカ / bm.iphone
スイカは中心が一番甘い、というのはご存知の方も多いと思います。一般的な切り方では、甘みのバランスがバラバラになりますが、今回の方法では、中心部分を軸にして切り分けていくので、みんなが平等に美味しいスイカを食べることができますね!
以上、スイカを美味しく食べやすく切る方法をご紹介しました。最近では、新陳代謝の促進や、肌の健康を保つ効果が得られることがわかってきたスイカ。スイカをみんなで美味しく食べて、夏を元気に乗り越えましょう!