もう3月ということで、今回の記事は桜餅(さくらもち)に注目してみたいと思います。
春になると、特にスーパーの店頭に並んでいるのを見かけることが多くなりますよね?桜餅は桜にちなんだお菓子なので、春の名物ですから当たり前かもしれませんが・・・。
桜の葉っぱで餅を包んでいるのが一般的なスタイルです。そこで今回のテーマは、「桜餅の葉っぱ(桜の葉)を食べるのか?」ということです。
個人的には食べるのが当たり前かと思っていたのですが、ネットで調べるとそうでもないようです。あの酸味と餡の一体化を楽しむお菓子かと思っていたのですが。
そもそも何故、桜の葉っぱで包むのか?
まず本題に入る前に、この点に注目してみたいと思います。
桜の葉っぱで包む利点としては下記の2点が挙げられます。
・桜の香りを付けることができる
・お餅の乾燥を防ぐことができる
古くからあるお菓子なので、色々と歴史があると思います。この2点の理由は日本の気候風土にもマッチしていますね。
ちなみに桜の葉は、毛が少ないオオシマザクラの葉を塩漬けにして使うようです。これは7割ほどが伊豆半島の松崎町で生産されているそうです。
ということは、このシーズンは大忙しでしょうね。日本全国に桜の葉を出荷するわけですから。
桜の葉っぱは食べるのか・・・結論
まず結論から書いてしまうと、どちらでもOKなようです。
食べる・食べないのどちらでもマナー的にも問題ないようなので、個人の趣向に合わせて決めてもらえば良いと思います。
ただし1点だけ注意しておきたいのが、この塩漬けの桜葉の香り成分である“クマリン”という成分です。
この成分は食品添加物として認められておらず、肝毒性を持っているということなので極端な摂取は避けた方が良いでしょう。
まあ、普通に桜餅を食べるくらいなら大丈夫だと思います。
最後に桜餅の作り方のレシピを紹介しておきます。これを家庭で作ることができたらスゴイですね!