イチゴジャムにレモン汁を入れるのは何故?レモン汁がなくてもイチゴジャムは作れるのか!?

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イチゴジャムにレモン汁を入れるのは何故?レモン汁がなくてもイチゴジャムは作れるのか!?パンやヨーグルト、紅茶など様々な場面で活躍するジャムは小さなお子様から年配者まで幅広い年層の方々から人気のある保存食です。

特にイチゴやブルーベリーなどのベリー系のフルーツを使用したジャムやオレンジなどの柑橘系を用いたジャムは人気が高く、保存性の高さに加え、優れた栄養素を含んでいることから、私たち人間の健康を支えてくれる大切な食べ物として重宝されています。

今回はジャムの中で最も人気のあるイチゴジャムの作り方となぜレモン汁を入れなければならないのかをご説明していこうと思います。

イチゴジャムの作り方をご紹介♪



イチゴジャム / Strolling

では、美味しいイチゴジャムの作り方をご説明したいと思います。

材料

・いちご:800g
・砂糖:600g
・レモン汁:大さじ3杯

作り方

イチゴを綺麗に洗浄し、ヘタを取り除いて水気を切っておきます。

大きくて深い鍋にイチゴを投入し、砂糖を300gまぶしたら1時間以上そのまま置いておきます。

1時間以上寝かせて置いたイチゴから水分が出ているのを確認したら、始めは弱火でじっくりと煮詰めだし、徐々に加熱して行きます。一気に過熱してしまうと焦げてしまう可能性がありますのでじわじわとゆっくり火にかけましょう。

ふつふつと全体が沸騰してきたのを確認したら、イチゴが膨張していると思うので、火を弱めてイチゴから空気を抜き取ります。

イチゴの空気を抜きつつ、弱火のまま5分間に詰めます。イチゴに含まれる空気を一気に外へ放出すると吹き零れの要因となりますので、ゆっくり空気を排出させましょう。

イチゴが白く軟らかな状態になってきたら、残りの砂糖300gを加え、沸騰させます。

沸騰したら火を弱め、5分間に詰めます。砂糖が塊になっていると焦げてしまうため、焦がさないように良く溶かしましょう。また、イチゴに糖分が吸収されると白くなり、やや透明になります。木べらですくって、ややとろみが出てきたと感じたら火を止めましょう。

とろみが確認出来たら、火を止めて10分から15分間そのままの状態で置いておきます。

糖分がイチゴへ吸収されると沈んできます。イチゴが均等に沈んだと感じたら、再び過熱します。今回は強火で一気に火を加えます。沸騰を始めたらレモン汁を加えます。

とろりとした粘性が出てきたら火を止め、表面に浮かぶ泡を綺麗に取り除きます。この工程を怠ると殺菌が行われず、長期保存に不向きなジャムが完成してしまいます。

ジャムが冷めないうちに殺菌消毒しておいた瓶に詰め込みます。

キャップを軽く閉めたら、少し揺らします。そして、キャップを緩めて「シュ」っという音が聞こえたら、キャップをきつく締め直します。この作業によってジャムの酸化を防ぎ、保存性を高めてくれます。

ジャムの入った瓶を90度前後に温めた熱湯に10分間漬けて殺菌消毒を行います。

10分後、50度前後に温められたお湯へ瓶を漬け込み、粗熱を取ります。

最後に水に1時間浸したら完成です。


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レモン汁をジャムに入れる理由とは?

先程入イチゴジャムの作り方をご説明しましたが、イチゴと砂糖だけでジャムが作れそうな気がしませんか?

なぜレモン汁が必要なのかをご説明したいと思います。

ジャム作りにレモン汁が必要な理由とは、ジャム作りに欠かせないペクチンという成分を出すためです。

イチゴなどのフルーツには種子の部分にペクチンが含まれているので、レモン汁を入れなくてもジャムを作ることが出来ます。

しかし、レモン汁を入れるとレモンの酸味と香りによってジャムの味が引き立ち、より一層美味しいジャムが完成します。

もしレモン汁が用意出来ない場合は、同じ効果を持つ穀物酢を用いることで同様の効果が得られます。

レモン汁を使用しないイチゴジャムの作り方

では、レモン汁を入れないイチゴジャムの作り方をご紹介します。

材料

・イチゴ:250gから300g
・砂糖:使用するイチゴの50%前後の量を使用

作り方

綺麗に洗浄し、ヘタを取り除いたイチゴを鍋に入れます。

イチゴの上に砂糖をまぶし、4時間ほど放置しておきます。

強めの中火でふつふつと沸騰させ、汁が出てきたら弱火で煮詰めます。

白い泡を綺麗に取り除きながら煮詰めるのですが、煮詰める時間は20分から30分が目安です。少しすくい上げたイチゴを水に落として、水中で丸くなるくらいの濃度がお勧めです。

イチゴの甘い香りが漂ってきたら完成です。

まとめ



イチゴジャム / Strolling

イチゴジャムの保存期間ですが、使用した砂糖の量によって消費期限が違います。

例えばイチゴと砂糖の割合が2:1の場合、糖度がおよど50%なので、脱気処理を施し、未開封の状態で4か月から6か月となります。

開封後は2週間以内に食べきりましょう。イチゴと砂糖の割合が3:1の場合、糖度が34%ほどだと思うので、7日から10日以内に使い切りましょう。

レモン汁を使用せずにイチゴジャムを作った場合、固まらない場合があります。

その要因は糖度が65%以下だった場合やpH3.3以上だった場合です。

イチゴに含まれるペクチン量はたいへん低いため、レモン汁を用いた方が良いでしょう。

もし、手元にレモン汁が無い場合は、クエン酸を用いると良いでしょう。

間違ってもお酢を加えることはしないようにご注意ください。

イチゴジャムは貧血予防や美肌効果、二日酔いに滋養強壮効果があるので、イチゴが余っている場合はイチゴジャムを作って健康と美容を維持しませんか?


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  • 2015 06.19
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