1年中スーパーなどで手に入れることができるのでありがたいですよね。カロリーも低くて食物繊維を豊富に含んでいるということで、女性に嬉しい食材と言えそうです!
カリウムも豊富に含まれているので、血圧が高い人やむくみが気になる人にもおすすめですよ。今回は、そんなエリンギの保存方法や賞味期限についてご紹介していきます。
エリンギの保存方法
Sautéed king oyster mushrooms / Kakei.R
保存方法のご紹介の前に、1つお話ししておきたいことがあります。キノコ類は水洗いせずに使う人が多いと思いますが、エリンギに限らずキノコ類は水分をよく吸う性質があります。
水洗いをするだけでもかなりの量の水分を吸うようです。水分を吸うと、炒めるときに水分がたくさん出てきてしまったり、風味が抜け、食感が落ちるなどしますので、基本的に水洗いせずそのまま保存しましょう。
汚れが気になるときにはキッチンペーパーなどで軽く拭きとります。
エリンギの保存方法は3種類、冷蔵庫、冷凍庫、天日干しの方法があります。常温では傷みやすくなるのでなるべく冷蔵庫や冷凍庫での保存をおすすめします。
それでは、エリンギの保存方法をそれぞれご紹介していきます。
冷蔵の場合
切っていないエリンギの保存
まだ切っていないそのままのエリンギの場合は、新聞紙かキッチンペーパーに包んだエリンギを、さらにビニール袋に入れてから冷蔵庫の野菜室で保存します。
切ったエリンギの保存
切らない時よりも少し賞味期限は早まりますが、料理の手間を省くために、あらかじめ料理で使う大きさに切った状態での保存も可能です。その場合は、切ったエリンギをタッパーやジップ付きの袋などに入れて、保存しましょう。
冷凍の場合
エリンギは冷凍でも保存ができます。しかも冷凍の方が、旨みが凝縮されて、より美味しく感じられるのでおすすめです。
エリンギを冷凍で保存する場合には、あらかじめ料理で使う大きさに切り分けておきます。エリンギを冷凍した物を料理で使うときには、解凍せずにそのまま使うためです。
それからフリーザーパックに入れて保存するのですが、このときエリンギ同士が重ならないようになるべく平らな状態になるようにします。
そして、中の空気を抜いて、冷凍庫で保存します。ちなみに、金属のトレーを下に敷いておくと、いつもより早く冷凍ができます。
先ほどちらっとお話ししましたが、料理に使うときには解凍せずそのまま使いましょう。解凍してからの調理になると、食感が変わってしまいます。
天日干しの場合
天日干しはエリンギを薄くスライスした状態で、3日間程度乾燥させます。乾燥させるときにはザルやカゴなどに重ならないようにして並べておきます。
天日干しを始めてから3日ほど経つと、エリンギがだんだんカラカラになってきますので、そうしたら乾燥材と一緒に保存容器に入れて保存します。
天日干ししたエリンギは、冷蔵でも冷凍でもどちらでも保存が可能です。冷凍の方が、旨みや栄養が増しますのでおすすめですよ。
料理に使うときには、水で戻してから使いましょう。戻し汁にも栄養が含まれているので、出汁などに使うと良いです。天日干しは少し手間がかかりますが、長期保存が可能になります。
賞味期限は?
エリンギ / june29
さて、保存方法についてご紹介しましたが、次にそれぞれの賞味期限についてまとめておきますね。
・冷蔵(そのまま)→1週間程度
・冷蔵(切ったもの)→3日程度
・冷凍→1ヶ月程度
・天日干し→1年程度
まとめ
以上、エリンギの保存方法と賞味期限についてご紹介しました。エリンギが安くたくさん手に入った時には天日干しや冷凍で、使う予定があるなら冷蔵保存!などなど保存方法を使い分けてみてくださいね。