11月から2月にかけて旬を迎える白菜は、日本の食卓に欠かせない野菜の1つとして、大根やキャベツと並ぶ生産量を誇っています。
白菜は、ほどよい甘みとあっさりとした味わいを持っているため、様々な調理方法で召し上がることが出来ます。また、白菜の95%以上が水分で出来ているため、決して栄養価が高いとは言えませんが、美肌・美白効果を持つビタミンCや鉄、マグネシウム、カリウムなどが含有されており、さらに100gあたり14kcalと非常にヘルシーで低カロリーなため、女性からたいへん人気の高い野菜となっています。
そんな白菜を使った定番料理といえば「白菜の浅漬け」ですが、お漬物って意外と塩分が高くて、手間暇がかかるイメージがありますが、しっかり発酵させて乳酸菌を増加させることで免疫力の向上やデトックス効果、抗アレルギー、発ガンリスクの軽減、美肌効果など美容と健康に絶大な効果を発揮します。
そこで、誰でも簡単に作ることが出来る絶品白菜の浅漬けの作り方をご紹介したいと思います。
簡単に白菜の浅漬けを作る方法をご紹介!
白菜 / sukitamba
白菜の浅漬けを作り方ですが、作る時間10分ほどで完了するのですが、漬け込みに4日から6日ほどかかりますので、作った日を忘れないように保存する容器またはカレンダーに作った日に印を付けて置きましょう。
では、乳酸菌がたっぷり含まれた健康と美容に効果的な白菜の浅漬けの作り方をご紹介します。
材料
・白菜:1kg前後
・食塩:40gから50g
・唐辛子:2本
・出汁昆布:8cm
作り方
①唐辛子は斜めにカットし、出汁昆布は8cmを8等分にしておきます。
②白菜は縦に2等分し、良く晴れた日に半日ほど天日干しにし、水洗いします。
③煮沸消毒を行った漬物容器を用意し、使用する食塩の1/3を容器にまんべんなくまき散らします。
④塩をまぶした容器の中に白菜の切り口が上になるように投入し、残った塩の1/2を白菜の葉の中に入るように振りかけます。
※白菜の芯の部分には少し多めに塩をまぶしておくと美味しく出来上がります。
⑤カットした唐辛子と出汁昆布を白菜の上に散らし、表面を平らにしてから、最後の塩をまぶします。
⑥白菜の入っている漬物容器よりもやや小さい容器を用意し、2リットルほどの水または重石を乗せて2日から3日ほど漬け込みます。
⑦水がひたひたに上がってきたら、水の量を1リットルに減らすまたは重石を半分減らしてさらに2日から3日ほど漬け込みます。
⑧白菜に味が馴染んだと感じたら、白菜を水で洗浄し、食べやすいサイズにカットして、醤油や鰹節などお好みでかけたら完成です。
※もし、1度に食べきれない場合は煮沸消毒を行った密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。
白菜の浅漬けを作るポイント
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白菜の浅漬けを作るにあたり、気を付けなければならないことが3つあります。
1.白菜の浅漬けに使用する食塩の量は、野菜の重量に対して2%が適量である。
2.白菜の浅漬けに使用する出汁昆布の量は、食塩と同様に1%から2%が適量である。
3.自然塩と精製塩では小さじ1杯の量が異なるので、計量器で計ってから使用すること。
また、白菜の浅漬けを作る際は、昆布の旨味を最大限引き出すためにカットする前に軽く火で炙ってから細くカットするようにしましょう。
白菜の浅漬けを作る際、白菜を食べやすいサイズにカットしてから作りたいという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、白菜の根元部分を切り落とし、水洗い後に3cmから4cm幅にカットしてボウルに入れ、しっかり計量した出汁昆布と食塩を入れて十分に混ぜ合わせた後に密閉袋に入れると味がしっかり染み込みますので、必ず行いましょう。
密閉袋に入れたら、平らにならしてバットの上に乗せます。その上に一回り小さいバットを乗せ、重石を乗せて3時間から5時間ほど漬け込めば完成です。
食べる前にはギュッと固く絞ってから食べるようにしましょう。
白菜の浅漬けは非常に低カロリーであり、尚且つ健康と美容に効果が期待されています。また、玄米や雑穀米との相性も良いので、ダイエット中でどうしても玄米や雑穀米を食べなければならないという方は白菜の浅漬けと共に召し上がるのをオススメします。