ところでみなさんは、エリンギをどうやって切っていますか?パスタや鍋などに使うときに、切り方に迷うことはありませんか?
今回は、そんなエリンギの切り方についてご紹介していきます。
エリンギの切り方
Sautéed king oyster mushrooms / Kakei.R
ひとことでエリンギの切り方と言っても、実はいろいろなバリエーションがあります。いまからご紹介する切り方を参考に、作る料理や食べる人合わせて切り方を変えてみましょう。きっと料理の楽しみがまた広がりますよ♪
ここでは、基本的な切り方のご紹介をしますね。
食べ応えのある切り方
素焼きや炒め物、揚げ物、ソテーなどに合います。
①縦に切る
縦に2等分、または十字に4等分に切ります。
②縦に薄切りにする
薄くスライスします。スライスしたものをさらに縦半分に切っても良いです。
食感を楽しむ切り方
炒め物や煮込み料理におすすめの切り方です。
③乱切り
エリンギを回しながら斜めに切ります。
④斜め切り
エリンギは回さずに斜めに切る方法もあります。縦に2等分してから切ると食べやすい大きさになりますね。
包丁を使わずに簡単にできるやり方
煮物やマリネ、クリーム系の料理に使う切り方です。こうすると、エリンギに味が染み込みやすくなります。
⑤手で裂く
縦に好きな太さに裂いていきます。裂くときの太さによって食感が変わりますよ。
食べやすい切り方
炊き込みご飯などの時におすすめの切り方です。高齢な方など、固い物が苦手な人にもおすすめですね。
⑥ささがき
細く縦長に小さめに切る方法です。
⑦さいの目切り
さいころのように小さく四角に切ります。
その他
⑧輪切り
輪切りにした表面に、縦横の切り目を入れてバターで焼くと、ホタテに似た食感を楽しむことができます。バター以外ではしょう油でも美味しそうです。
鍋やパスタの場合
エリンギ / june29
エリンギはクセがない味をしているので、鍋やパスタなどに使いやすい食材です。クリームパスタなんかに使われているととても美味しいですよね。
鍋やパスタにエリンギを使うときには、味が染み込みやすくなる⑤の手で裂く方法をしてみましょう。鍋のスープやパスタのソースがよく染みて美味しく出来上がります。
手で裂く方がエリンギに味が染み込みやすくなるのは、包丁で切るよりも、断面にでこぼこが増えるからです。このやり方だと、エリンギ独特の食べ応えも残したままにできるのでおすすめです。
裂くときは、縦に4つから8つに分けるように裂きますよ。裂く大きさによって食感が変わってくるので、好みや他の具材の大きさに合わせて裂いてみてくださいね。
ちなみにパスタでは、手で裂く以外にも縦に薄くスライスした半分にきったもの(短冊切り)や、それをさらに細かく横に半分、食べやすい大きさに切ったエリンギを使う人も多いですね。
この切り方だと、エリンギの特徴であるコリコリとした食感を残すことができます。細かく切った方がより味が染み込みやすくなります。
クリーム系のパスタには手で裂く方法、ナポリタンには短冊切りで細かく切る、などパスタによって切り方を使い分けていくのも料理の楽しみになりますね。
まとめ
以上、エリンギの切り方から、鍋やパスタに最適な切り方についてご紹介しました。1年中、季節を問わずにスーパーで手に入れることができるエリンギ。独特の歯ごたえが人気な理由です。
食感を残したり、味を染み込みやすくしたり、自分の好みの切り方を見つけて、いままで以上にエリンギを美味しく食べてくださいね!