寒い冬が終わりを告げ、温かい春がやってきました。
お弁当を持って桜を見に行ったり、川や山へ赴いたりとアグレッシブに活動する方も大勢いらっしゃるかと思います。
そんなときお弁当のおかずとしてハンバーグやから揚げ、ナポリタンなどと共に人気のあるイカリングですが、いったいどれほどのカロリーを持つ食品なのでしょうか?
イカリングのカロリーはどのくらい?
牡蠣フライとイカリングフライ / Kakei.R
揚げ物で最もカロリーが高い料理といえば「豚ロースのトンカツ」です。なんと1人前632Kcalもあります。
ダイエットを行ってる女性の天敵だと言えます。付け合せで登場する「フライドポテト」は150gで252Kcal、甘くて美味しい「ドーナツ」は、あんドーナツで358Kcal、ケーキ風ドーナツで244Kcalあります。
どんな揚げ物でもカロリーは高く、「イカリング」も例外ではなく、なんと186Kcalもあります。
ただ、ドーナツやトンカツと比べ歯ごたえがありますので、咀嚼回数によって満腹中枢が刺激され通常より早くお腹が膨れます。
そういった意味ではイカリングはカロリーは高いが他の揚げ物に比べ、満腹になるスピードが速いためダイエットには向いているのかもしれません。
イカの効果・効能について
dscf0060 / nikunoki
イカはコレステロールの高い食品ですので、生活習慣病の原因となる動脈硬化などを引き起こしやすい食材として多くのメディアで取り上げられていました。
しかし、近年イカの研究が進むにつれ栄養学の方面で認識が少しずつ変化していると言われています。
イカにはタウリンという栄養素が豊富に含まれています。このタウリンには中性脂肪の増加を抑制させる働きがあることが分かりました。
今まで生活習慣病を予防する食材として魚貝類が挙げられていたのですが、人によってイカを摂取して生活習慣病を予防するという方法を進められることも多いそうです。
タウリンは水溶性ですので、煮物にして煮汁と共に体内に摂取すると良いでしょう。
また、タウリンは生活習慣病を予防するだけでなく、疲労回復効果も備わっているので、疲れやすく感じる方はイカを摂取することをお勧めします。
他にも、イカの胴体部分や皮の部分にはコラーゲンが豊富に含まれており、さらに人間よりも体温の低い生物のコラーゲンは体内吸収率が良いため、ビタミンCや鉄分が豊富に含まれている食材と共に摂取すると相乗効果が得られ、すぐれた美容効果が得られます。
イカリングのヘルシーな作り方♪
イカにはコラーゲンやタウリンなど疲労回復や美容効果があるので、ヘルシーに摂取したいとお考えの女性も多いと思います。
しかし、イカの煮物を毎日食べるのも飽きちゃいますよね。
そこで、通常油で揚げるイカリングを揚げないでサクサクとした食感が楽しめるとってもヘルシーなイカリングを作っちゃいましょう!
材料
・やりいか 50g
・パン粉 6g
・あおさ 1g
・オリーブオイル 小さじ1/2
A
・卵 20g
・豆乳 5ml
・小麦粉 2g
・塩&黒コショウ 0.5g
・すりおろしたにんにく 0.5g
作り方
①Aの材料をしっかり混ぜ合わせます。
②イカは丁寧に皮を剥ぎ、内臓を綺麗に取り除いたらよく洗浄します。イカの胴体にある透明な骨も忘れずに抜き取りましょう。食べやすい大きさにカットし、①でしっかり混ぜ合わせた液体に漬け込みます。エンペラも使いましょう。
③漬け込んでいる間にパン粉とあおさを混ぜておき、軽くオリーブオイルを掛けます。
④230度に予熱したオーブンでおよそ20分間こんがりと焼き上げていきます。
ノンフライヤーをお持ちの方はオーブンを使用しなくてもヘルシーなイカリングを作ることが可能です。
ダイエット中でも揚げ物が食べたくなることがあると思います。そんなときは油を使用しないで低カロリーなイカリングを摂取してみてはいかがでしょうか。
もちろん、健康的にダイエットを行うのでしたらバランスの良い食事を行うことも大切ですので、ご飯にお味噌汁、お漬物と一緒にイカリングを食べるようにしましょう。