さわやかな酸味のグレープフルーツ、お好きな方多いですよね。
でも、どれだけの人がグレープフルーツについて知っているでしょうか?
今回はグレープフルーツと、その国産品についてご紹介したいと思います。
グレープフルーツって?
グレープフルーツ / Dakiny
1970年代に輸入自由化にともないアメリカから輸入されようになり、一気に日本中に広がりました。さらに学校給食にもお目見えしました。
名前のとおり、ブドウのように実をつけることから“グレープフルーツ”と呼ばれるようになりました。
現在も100%輸入のグレープフルーツですが、輸入物の食品の安全性に疑問をもつ一部の生産者が試行錯誤の上、平成20年以降に商品化に成功しました。
まだ生産数が少なく、市場にはあまり出回ってはいません。
輸入品と国産品の違いは何?
海外から輸入されるグレープフルーツの場合、大きな船で2週間以上の日数をかけて日本に運ばれてきています。
また、その間グレープフルーツが傷まないようにポストハーベストとして防腐剤・防かび剤(TBZ・OPPやイマザリル)などが使われ、それにより人体への害が懸念されます。
ですが、国産であれば出荷するのに日数がかからず、防腐剤・防かび剤などが使われないので、安心・安全なグレープフルーツが手に入ります。そして食材の命とも言うべき“鮮度”が違います。
グレープフルーツについて
grapefruit / sophie.z.j.
グレープフルーツの旬はいつ頃?
国産のグレープフルーツの旬は4月から8月です。海外のグレープフルーツはアメリカが4月から10月、イスラエルが11月から2月です。
このような理由もあり、日本では一年中スーパーの店頭に売られているのです。
国産グレープフルーツの産地はどこ?
温暖な鹿児島、熊本、和歌山などで栽培されていますが、生産者がまだ少なく非常に生産量が少ないため、一般の市場にはあまり出回っていません。
国産グレープフルーツのおいしい食べ方
産地が国内ですから、鮮度が全く違います。やはり、もぎたての生を食べるのが一番おすすめです。しかも、防腐剤・防かび剤を使っていないので皮ごと食べることができます。
皮を使ったグレープフルーツマーマレードジャム、皮をすりおろして作るドレッシングなど、料理をする人のアイデア次第で無限大です。