春といえば春キャベツ!
テレビの料理コーナーでも春キャベツを使ったレシピが多く紹介されていますね。
春キャベツって普段食べているキャベツと具体的に何が違うのでしょう??
今日はそんな春キャベツについて紹介します。
キャベツと春キャベツの違い
Cabbage field / sigusr0
一般的なキャベツは寒玉系キャベツで、形が楕円系で葉と葉の間には隙間がなくて重たく、葉が硬くて厚いので生食のほか炒め物や煮物にも向いています。
一方、春キャベツは形が丸くて小さく葉の巻き方が緩くやわらかくて薄く、水分も多く甘みも強くサラダや浅漬けなど生食には向いていますが、火を通すとベチャつきやすく崩れてしまうので、加熱調理には向いていません。
それぞれのキャベツの特徴と旬
一般的なキャベツは秋から初春にかけて多く生産されます。そして、3月頃までスーパーに多く出回りますが、甘みが増す2月頃が旬です。
7~10月に出回っているのは中間型で、冷涼地で収穫される夏秋キャベツ(高原キャベツ)と呼ばれ、寒玉系を品種改良したものです。
芽キャベツは、キャベツと同じ形状ですが、キャベツの若芽ではなく、伸びた茎に生えた腋芽(えきが)が結球するものです。その芽キャベツの旬は冬になります。
春キャベツはおもに3~7月に出回り、一番の旬は4~5月半場で、出始めは新キャベツと呼ぶこともあります。
おいしいキャベツの選び方
一般的なキャベツの場合は、巻がきつく硬いもので、重量感があり、芯の切り口がみずみずしくて太すぎないものを選びます。
芯が太いと葉に硬い軸の部分が多いので気を付けて!
春キャベツは、全体的に緑色が濃くみずみずしくて弾力があり、芯の切り口が小さいもの、巻きが緩く軽いものが良いです。
レタスを選ぶときと一緒ですね。
春キャベツの保存方法
キャベツ / Koji Horaguchi
ラップをしたことがある場合は、ラップを一度はがして蒸気を逃がし、再びラップをして冷蔵庫へ入れます。
芯の部分から傷んでくるので芯をくりぬいて濡らしたキッチンペーパーを詰めておくと長持ちします。
でも春キャベツは長期保存には向かないので、買ったらできるだけ早く食べましょう。
いかがでしたか??
春キャベツはこの時期にしか出回らない貴重な春の食材!
ふんわりやわらかい触感とほのかな甘みはこの時期しか味わえません。やわらかいのでいつもよりもどんどん食べられちゃいますよ!
春キャベツの出回るこの時期にたくさん食べて日頃の野菜不足を解消しましょう。