12月から翌年の2月にかけて北国を中心に漁獲される「真鱈(まだら)」は、鮭と並び冬の味覚として有名な魚です。
以前は旬の時期になると大量に水揚げされていたのですが、近年は漁獲量が激減しているため、国内産の真鱈は価格が高騰しているため、海外からの輸入も多くなっています。
鱈といえば、パッと頭に浮かぶのは「たらこ」ではないでしょうか。実は、たらこは、真鱈の卵ではなく、スケドウダラというタラ科の硬骨魚の卵です。
真鱈の卵は「菊子」と言い、深いコクを持つ高級品としてたいへん人気があります。ただ、万人受けするたらことは異なり、菊子はヒトを選ぶため、あまり人気がありません。
ですが、真鱈は鍋料理の具材としてたいへん人気の高い食材であり、脂質も少ないので、離乳食や介護食として用いられます。また、白身魚の中ではビタミンA・ビタミンE・ビタミンDの含有量が高いことでも知られています。
そんな真鱈は現在鍋の具材としてではなく、フランス料理のムニエルとして気軽に食べられるか方も多く、夕飯のメニューとして活躍しています。
鱈のムニエル / yoppy
ですが、鱈のムニエルに合う付け合せに頭を悩ませるお母さんも多いはず!
そこで、今回は鱈のムニエルに合うオススメの付け合せをご紹介します。
パセリを使った絶品付け合せメニュー「パセリライス」
肉料理や魚料理の付け合せとしてライスは欠かせませんよね!そこで、ご飯にパセリを加えて、鱈のムニエルを彩ってみませんか。
材料
・ごはん:お好み
・パセリ:お好み
・ニンニク:1片
・鷹の爪:適量
・お好みの食塩:適量
・オリーブオイル:お好み
作り方
①パセリを綺麗に洗い、しっかり水気を拭き取っておきます。
②ニンニクをみじん切りにし、鷹の爪は小口切りにしておきます。
③フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクのみじん切りと小口切りにした鷹の爪を入れ、香りが立つまで炒めます。
④食べやすいサイズにカットしたパセリを加え、炒めます。
⑤炒めたパセリを炊きたてのご飯にドバっと入れて、混ぜたら完成です。
パセリをたっぷり使うとおいしいので、パセリを大量に購入しましょう。
もし、冷やごはんが余っている場合はパセリと共に炒めてしまうとパリッとして美味しいですよ♪
万能付け合せ「マッシュポテト」
どんな肉料理や魚料理とも相性抜群な付け合せ「マッシュポテト」は、鱈のムニエルとも相性が良いので、悩んだときにはマッシュポテトがオススメです!
材料
・ジャガイモ:大きめのサイズ1個
■バター:5g
■粉チーズ:小さじ2杯
■牛乳:大さじ2杯
・食塩:ひとつまみほど
作り方
①ジャガイモを綺麗に洗い、表面にくるりと1周切込みを入れます。
②切込みを入れたジャガイモを丁寧にラップで包み込み、電子レンジで4分間加熱します。
※加熱時間はご自宅の電子レンジによって異なりますので、様子を見ながら温めてください。
③爪楊枝がスーッと刺さったのを確認したら、ジャガイモの皮を剥き、マッシュ状にしてほかほかのうちに■の食材を加え、混ぜ合わせます。
④最後に焼き上がった鱈のムニエルに添えたら完成です!
とっても簡単なので、付け合せに悩んだらマッシュポテトを作っちゃいましょう!
鱈のムニエルのベストパートナー「ほうれん草のソテー」
鱈のムニエルと最高のパートナーとして呼び声の高い「ほうれん草のソテー」は、ほうれん草とベーコンさえあれば作れるオススメの付け合せです。
材料
・ほうれん草:お好み
・ベーコン:2枚
・バター:30g
・醤油:適量
作り方
①バターを細かくカットし、フライパンで溶かしてゆきます。
②ほうれん草を食べやすいサイズにカットしておき、溶けたバターの上にドバっと入れます。
③細かく切っておいたベーコンを入れて、しっかり混ぜ合わせます。
④仕上げに醤油をかけたら完成です。
醤油の量が多くなるとソテーではなく、おひたしになってしまうのでご注意ください。
まとめ
TEPPAN YAKI / PYONKO
今回は鱈のムニエルに合うオススメの付け合せをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
冬の味覚「鱈」は、粘膜を強化させるビタミンAが豊富にふくまれているので、風邪にかかりにくくなります。冬は空気も乾燥しており、風邪をひきやすい季節です。
是非、鱈のムニエルと栄養満点な付け合せをセットで摂取して、今年の冬は健康に過ごしてみてはいかがでしょうか。