あさりの塩抜きをするときの濃度は?

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あさりの塩抜きをするときの濃度は?

潮干狩りで獲ってきたあさりから“ピュッピュッ”と勢いよく水が飛び出ている様子を見て、『今年の夏休みの自由研究は、「あさりの塩抜き」をテーマにしたらよいのではないか』と、思いついたパパやママも多いのではありませんか。


海水生であるあさりは、北海道から九州、朝鮮半島、中国大陸沿岸からインドシナ半島にまで生息している二枚貝であり、最近ではマガキの種苗に混ざって、ハワイやヨーロッパ、北アメリカまで生息範囲を広げています。


主に湾内の干潟や砂地などに生息しており、敵から身を守るために砂に潜り、水管と呼ばれる器官を伸ばして、海中を漂っている植物プランクトンや浮遊有機物を濾しとって食べています。


特に活きの良いあさりは、海水中で盛んに水管を伸ばすことで知られており、潮干狩りで獲ってきた新鮮なあさりは、砂抜きや塩抜き中に、“ピュッピュッ”と水を飛ばしてきます。


ところが、なかには貝のくちを固く閉じたまま、ジッと動かない個体もあります。なぜ、元気に水を飛ばす個体とまったく動かない個体がいるのでしょうか。



その秘密は「塩の濃度」!



砂抜き中のあさり達。びよ〜〜ん、ぴゅっぴゅっ。(グロ注意 / ysishikawa


海洋生であるあさりを元気よく活動させるためには、


・あさりの適正水温
・生息地域の海水に近い塩分濃度の食塩水



この2つが重要となります。


特に塩分濃度は、あさりの砂抜きや塩抜きにも深く関わってくる重要なことですので、家族のために毎日食事を作っているパパやママも覚えておくと便利ですよ。


塩分濃度とは、1kgあたりの水にどのくらいの塩分が溶け込んでいるのかを表すものです。現在、地球の表面積のおよそ7割を占めている海水には、1リットルあたり33%~38%の各種物質が溶け込んでおり、うち80%が食塩の原材料が占めています。


地球に存在するすべての海洋の95%以上において、塩分濃度を100分率であらわすと、3.3%~3.7%となり、平均の塩分濃度は3.5%となります。


あさりから砂を抜き取る「砂抜き」とあさりから塩分を抜き取る「塩抜き」の作業では、海水の代わりに天然塩を加えた塩分濃度3%の食塩水を使用すると良いとされています。



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どのくらい待てば砂抜きや塩抜きが完了するの?



生きていました。 / sota-k


あさりの砂抜きや塩抜きを行う場合、水500mlに対し、天然塩16gを加えることで、海水に近い塩分濃度3.1%の食塩水を作ることができます。


ただ、あさりの生息地域によって、海水の塩分濃度が異なりますので、15分ほど経過しても、あさりのくちが閉じたままの状態の場合、天然塩を少しずつ加え、あさりが元気に活動できる塩分濃度まで調節してゆきましょう。


潮干狩りで獲ってきた活きの良いあさりの場合、たっぷりと砂や塩分を含んでいますので、


・あさりが生まれ育った地域の海水を使用する場合:3時間ほど
・自分で作った食塩水を使用する場合:5時間ほど



放置すると良いとされていますが、あさりを長時間おなじ環境で放置してしまうと、水が汚れてあさりがよわってしまいますので、あさりが元気に活動するようになったら、最低でも1時間、長くても3時間ほどで水から上げるのがオススメです。



まとめ


あさりが、水管を伸ばして、“ピュッピュッ”と水を飛び散らしている様子は、子どもの好奇心に火をつけさせること間違いなしです。


ところが、あさりの旬は1年に2回、春と秋のため、あさりを夏休みの自由研究のテーマとするならば、5月ごろにはリサーチを始めた方が良いでしょう。


ですが、北海道で獲れるあさりは、他の都道府県とは異なり、水温が上がりにくいため、1年に1度、4月から7月に産卵の時期を迎えますので、あさりの旬が過ぎて、夏休みの自由研究が進まないと困ったときは、北海道産のあさりをお取り寄せされてはいかがでしょうか。


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  • 2018 07.04
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