アワビの冷凍保存方法

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アワビの冷凍保存方法

1年に2回、夏と冬に旬を迎えるアワビは、とっても肉厚でコリコリとした食感と噛めば噛むほど旨味が染み出す磯の旨味がギュッと濃縮されている高級食材です。

日本では、縄文時代のころから食用として用いられており、日本の食文化を語るうえで欠かせない存在となっていますが、人間による乱獲や地球温暖化、環境汚染などの影響によって、年々漁獲高は減少傾向にあり、天然のアワビは非常に貴重な存在となっています。

そのため、旬の時期に買った新鮮な天然のアワビを、鮮度を落とさずに長く日持ちさせる方法はないものかとお考えの方もたくさんいます。

そこで、今回はアワビの鮮度落ちを遅らせることができ、食感や風味を少しでも長く楽しめる冷凍保存の方法をご紹介します。

アワビの冷凍保存方法


[必要なもの]
・アワビ
・密閉袋
・ラップ

[前準備]
・タワシに塩をつけて、アワビの表面に付着した汚れやヌメリを洗い流してください。
・殻から身を取り外し、身と肝に分けておきましょう。
※アワビの正しいさばき方の手順は、「アワビの保存方法とは」などをご参照ください。

[冷凍保存の手順]
①前準備を終わらせておいたアワビの身を、殻に入っていた状態に戻し、1個ずつサランラップにくるみます。

②密閉袋へ入れ、保存開始日を油性ペンで書いたら、冷凍庫に入れます。

③次にアワビの肝を1つずつサランラップに包み、密閉袋へ入れます。

④油性ペンで保存開始日を書いたら、冷凍庫へ入れて保存します。

[ポイント]
・アワビの身と肝を同じ密閉袋へ入れてしまうと、肝のにおいが身に移ってしまうため、別々に分けて保存することをオススメします。

・冷凍したアワビの保存期間は、3日~最大半年までとなりますが、時間が経つにつれ、徐々に劣化してゆきますので、出来るかぎり早めに食べ切るようにしてください。


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冷凍したアワビの解凍方法


冷凍保存したアワビを調理に使用するときは、底の深いボウルを用意し、水1リットルに対して、大さじ1杯の食塩を入れて、食塩水を作ってください。

そして、冷凍したアワビを必要な分だけ取り出して、新しい密閉袋のなかに入れ、先ほど作った食塩水に入れて、30分ほど放置すれば、解凍することができます。

食塩水を作るのが面倒な方は、冷凍したアワビを必要な分取り出して、新しい密閉袋に入れたら、ボウルへ入れて、流水でゆっくりと解凍する方法もあります。

ただ、解凍したアワビは、お刺身などの“生”で食べるのは控え、ソテーや煮貝、酒蒸しなど加熱してから食べることをオススメします。

まとめ


アワビの冷凍保存の方法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。冷蔵・冷凍保存したアワビは、“生”で食べることに向いていないため、必ず加熱調理して食べる必要があります。ただし、アワビが生きているうちに、しっかりと冷凍保存したものであるならば、お刺身として食べることは可能です。

ですが、アワビはお刺身などの“生”で食べるのもおいしいですが、加熱調理をしてもおいしく食べることができますので、当日中にアワビを食べ切ることができないときは、積極的に冷蔵・冷凍保存をしてゆくと良いでしょう。


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  • 2018 10.14
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