・クロアワビ
・エゾアワビ
・メガイアワビ
・マダカアワビ
となっており、それぞれ生息地域や産地などによって、産卵期や旬の時期が少し異なります。
夏に旬を迎えるアワビは、冬に産卵を終えたのち、次の産卵期までにたっぷりと栄養を蓄えようとプリップリに肥えたクロアワビやメガイアワビが中心となります。一方、冬に旬を迎えるアワビは、北海道や東北地方沿岸部を中心で獲れるエゾアワビが主となっています。
よく『夏と冬では、どちらのアワビがおいしいのか』と議論されることも多いのですが、どちらも旬を迎えたアワビは、産卵へ向けて、たっぷりと栄養を蓄えて立派に肥えておりますので、どちらも絶品です。
ですが、ひとくちに「アワビ」といっても、とてもお財布に優しい安価なものから、高級なものまで、さまざまな種類があり、さらに近年では輸入アワビや養殖アワビも増えているため、どのアワビがおいしいのかと見分けるのが、とっても難しくなっています。
そこで、今回は代表的なアワビの旬と産地について詳しくご紹介します。
アワビの旬と産地
現在、日本には10種類ものアワビが生息していますが、一般的に「アワビ」と呼ばれているものは、
・クロアワビ
・エゾアワビ
・メガイアワビ
・マダカアワビ
の4種類です。
しかし、活きアワビとして、実際に市場に出回っているアワビの大半が、クロアワビとエゾアワビの2種類となっています。
アワビの旬と産地まとめ
アワビの美味しい料理方法
アワビの食べ方といえば、炊き込みご飯、干しアワビ、天ぷら、バター焼きなど、いろいろありますが、もっとも美味しい食べ方といえば、お刺身や寿司ネタなど“生”で食べることです。
鮮度の良い旬のアワビを、いったん塩で磨いてキュッと身を引き締め、コリコリとした食感と磯の香りを楽しむのが1番贅沢な食べ方です。また、アワビは日本酒や白ワインと相性が良いので、酒蒸しやワイン蒸しなどの蒸し料理や茹で料理にするのもオススメです。
ただ、アワビは種類などによって、若干食感や風味が異なりますので、それぞれのアワビの種類に合わせた調理方法で料理を作るのが、もっとも贅沢で美味しい食べ方だと言われています。
まとめ
アワビの旬や産地についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。これまで何気なく食べていたアワビにも、旬や産地によって食べ方や食感、風味が異なることがお分かり頂けたかと思います。
これからアワビの美味しい季節がやってきます。是非、この機会にアワビの産地や種類、旬にこだわって、アワビを食べてみませんか。