今回は、そんなカツオの「初鰹」の方に焦点を当てて、初鰹の時期やおいしい食べ方についてご紹介していきます。
初鰹の時期
初鰹! / sabamiso
太平洋を北上しながら3月から6月にかけて黒潮にのってやってくるカツオのことを“のぼり鰹”といいます。春に黒潮にのってやってきたカツオを「初鰹」といいます。
初めにも書きましたが、初鰹は脂肪が少なくてさっぱりとした味と赤々とした身が特徴です。身は締まっていてプリプリとしています。
おいしい食べ方
Ame’s photo / ame0399
脂肪が少なく、さっぱりとした味で、身が締まっているのが特徴の初鰹でしたが、ここではそんな初鰹の美味しい食べ方をご紹介していきます。
初物を食べると寿命が75日延びるという言葉もあって、初鰹は縁起の良い食べ物です。刺身以外の食べ方もあるので、試してみてください。
①薬味たっぷり初鰹漬け丼
一つ目は、カツオに薬味を乗せてさっぱりと食べられる漬け丼です。夏にぴったりなヘルシーな1品です。
材料
・初鰹…1/2サク
・生姜…10g
・みょうが…1/2本
・長ネギ…3㎝分
・大葉…3枚+飾り用3枚
・醤油…大さじ1
・海苔…1/2枚
・ご飯作り方
①初鰹を食べやすい大きさに切り、しょう油をかけラップをして30~60分程度置いておきます。②大葉・みょうが・長ネギを千切りにします。
③生姜は皮を剥いてすりおろしておきます。
④丼ぶりにご飯を盛って、その上に飾り用の大葉を乗せます。
⑤醤油につけておいた初鰹を並べます。
⑥最後に薬味をたっぷりのせて、出来上がりです。
②カツオとアボカドのユッケ丼
2つ目はもう一つ、丼もののレシピのご紹介です。カツオとアボカドの相性が◎なレシピです。1つ目とはまた違った美味しさがあります♪
材料(2人分)
・初鰹…150g(刺身用)
・アボカド…1/2個
・黄身…2個
・ご飯…丼ぶり2杯分
・刻みのり…適量
・青ネギ…適量
・白いりごま…小さじ1
☆コチュジャン…小さじ2
☆しょう油…大さじ1
☆酒…小さじ2
☆砂糖…大さじ1
☆おろしにんにく…少々
☆ごま油…小さじ1作り方
①方カツオとアボカドを1.5㎝のサイコロ状に切ります。②ボウルに☆の材料を混ぜ合わせて、そこにカツオとアボカドを入れて漬けておきます。
③丼ぶりにご飯を盛り、刻みのりを散らした上に漬けておいたカツオとアボカドを乗せます。真ん中をくぼませて、卵黄を乗せます。
④最後に、青ネギと白すりごまを適量のせたら出来上がりです。
③初鰹のカツレツ
最後は、いつもとはちょっと変わったカツオのレシピをどうぞ。ソースはわさびおろしポン酢やガーリックマヨネーズが良く合います。
お刺身や丼ぶりで食べることが多いかもしれませんが、こんなレシピもありますよ。いつもよりお腹いっぱいになりそうです!
材料(2~3人分)
・初鰹…400g(刺身用)
・小麦粉…大さじ3
・溶き卵…1個分
・パン粉…適量
・塩コショウ…少々
・油…適量作り方
①カツオに塩を振り、30分おきます。
②30分経ったら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
③小麦粉、溶き卵、パン粉の順番でカツオをつけていきます。
④フライパンに4㎜くらい多めに油を敷いて、焼いていきます。良く火を通すよりも、短めにレアで仕上げた方が美味しいです。
まとめ
以上、初鰹の時期やおいしい食べ方についてご紹介しました。
やってくる時期によって、呼び名や味が変わるとは知りませんでした。今度、味の違いを比べてみたいと思います。
初物で、縁起も良いとされる初鰹。刺身やお寿司以外にも、たくさんの食べ方がありますので、是非いろいろな食べ方で初鰹を楽しんでくださいね!